梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

軽井沢の夏

まるで蒸し風呂の中にいるようなここ数日の東京。風のない高湿度の都会の夏の始まりです。（ウンザリ）こんな季節の軽井沢出張はココロ踊ります。

１時間１０分の新幹線を降りると”う～んやっぱり違う、涼しい～”どんより曇りの東京と違って、既にスッキリ夏空。雲がいい感じだったので思わずパチリ。

今回のお仕事メインは、デトックスステイプラン夏メニューの説明&試食会。とうもろこし、トマト、ルッコラなど、夏パワー満載のメニューです。おいしい＋目に美しいで大好評。７月下旬あたりに梅雨メニュー→夏メニューに切り替わる予定です。

 

ご飯は楽し

私は食べることが大好き。なので、スパキュイジーヌにも力が入ってしまうのですが、食べることは生命そのものだと感じます。ウェルネス・アリーナでは、奈弥さんのお料理教室を月１回開催していますが、先日、生徒さんの一人から”体調が悪いからお休み”の連絡がありました。聞けば微熱があるとのこと。梅雨で湿度も高く体調を崩される方が多いようです。お大事に、といいつつも”でも食べるだけでも来たら？”とお誘い（かなり強引）したところ、無事来訪。

到着されたときは、ややお疲れのご様子でしたが、一品、また一品と完食を続けるうちにすっかり元気に！他の生徒さんも”元気じゃないの～”と口々に。栄養だけでなく、元気も体にしみこんでいったようでした。奈弥さんのお料理さすがです！

お料理の内容もさることながら、雰囲気も大切ですね。このところ続けている社内研修で、軽井沢・広島・恵比寿からの参加者が揃いましたので、会社のそばで研修後の食事会を持ちました。離れている事業所同士ですと、とにかくコミュニケーションがとっても大切。助け合ったり、アドバイスしあったりと、事業所の連携が密な中、電話やメール一本で会話できることは必要不可欠なのです。

毎回そうですが、研修より懇親会の方が盛り上がり、研修後のアンケートでも、食事会が良かった！とのコメントが必ずあります。研修＋食事会で試しにやってみたのですが、この形式でよかったみたい。たまには会議も必要だけど、一緒においしいご飯を食べる方が意味あるよね～と感じます。

ワールドカップ

朝目覚めたら、２－０になっていました。その後もいいゲームが続き、予想もしなかった３－１での勝利。アッパレです。岡田ジャパン。ＴＶを観るたびに、”勝てば官軍”という言葉を思い出してしまうのですが、マスコミの調子の良さを気にしなければ、試合は本当にすがすがしいものです。

まず、単純に”面白い”。縁あってフランス大会まで行った私ですが、それでもサッカーに興味を持つことはできませんでした。なんかダラダラ走ってる、日本って得点できない・・・つまんない。それが私のサッカー感だったのですが、一変しました。

野球と同様、今回のサッカーも”組織力、チームワーク”と繰り返し語られるようになりました。う～む、やはりこれが日本の強さの源泉か。

それにしても、本田って明るいのがいいですね。中田と比較されることが多いようなのですが、この明るさがあるかどうかで、共感度はかなり違うように思います。（あと、いつも具合の悪い中村俊介とか）スポーツ選手って、明るく元気だと思っていたのですが、この二人を見るとどうも違う印象。本田だけでなく、長友（お気に入り！）も中澤も、今回のメンバーはエネルギー値が高い印象。

次の試合も楽しみです！

宮崎の口蹄疫問題

毎日報道されている宮崎の口蹄疫。一度は収束しかけてほっとしていたのですが、今や私の故郷都城で被害拡大。GW前には大したことないと思っていたものが、梅雨の時期に入り、この長期化や悪化は本当に宮崎を暗くしていると思います。

殺処分にあたった畜産農家の方々が悲痛な面持ちで取材に答えておられるのですが、家族同然だった家畜を殺さざるを得ない苦しみに対しては、言葉にしようがありません。以前私も数件の畜産農家を訪ねたことがあります。ブランド牛で有名な農場でした。広々として本当に清潔ですがすがしい農場でした。そこの牛は目がつぶらで、人を全く警戒していません。おいしいブランド牛を見にいったのに、あまりに可愛く、しばらく牛肉を口にすることができませんでした。豚も同様です。

見学したら口に出来なくなった、と話をすると、”であれば残さず最期まで食べてあげてほしい”と言われて、まさに”いただく”という言葉の意味を理解できるようになりました。仕事として故郷宮崎で過ごしたことで得られた最大の学びです。宮崎のブランド牛育成が軌道に乗り始めた頃、畜産農家のいくつかでは、”息子が後を継いでくれると言っている”という創業者の方々の笑顔を見ることがありました。

畜産業は日本の農業の中で将来性を期待されている産業です。気候の変動を受けにくく、産地と消費地が離れていても、さほど影響がありません。キロあたり単価が比較的高いので、物流コストをかけてでもペイします。そんな要素もあり、宮崎の農業法人のいくつかは、投資を受け上場間近のものさえあったと聞いています。多くの補助金をつぎ込まないと維持できないコメ農家に比べて、自立心高く、工夫を重ねて今の日本の良質な肉類が作り上げられてきました。

TVで見ていても、正直初動の対応がまずいのではないかと感じざるを得ません。一番は埋める用地が早期に確定できなかった点です。大都会の真ん中ならまだしも、国有林･地が多く存在する宮崎で、国が早期に決めれば、用地確保は問題無かったのではないかと思うだけに、”また”役所が使い物にならなかったことに怒り呆れます。

畜産業の問題のみならず、死んだようになっている町、観光における打撃、と宮崎（＋南九州）全体の生活全体にダメージを与えつつあります。国に支援を求めているだけでなく、国のルールに縛られて対応仕切れない、地方の苦しさをここにも感じます。宮崎、本当に心配です。

i-phone使ってます

遅ればせながら、i-phoneを使い始めました。もともとあまり機械類が好きでも得意でもないので、新しい機器が出現してもまず使いません。まわりの人がたくさん使って、教えてくれそうな親切な人を発見したらようやく使う、という典型的なフォロワーです。会社勤めの時期は、周り中パソコンオタクのような人ばかりで、ちょっとフリーズしては”お願い～”使い方がわからなかったら、”お願い～”で済んでいましたが、会社を立ち上げてみると（しかも女所帯）まだ私の方が詳しい、という恐ろしい事態に。

ウィンドウズなんとか、と新しいバージョンの出現もデータ変換の必要が生じることなんかがあって、ちっとも有難くないし、ケイタイの新しい機能にいたっては、ただ価格が上がるだけで、迷惑きわまりない、と思っているほどなので、久々のアップルの機種も、私には無縁・・と思っておりました。

が、とある飲み会で、隣の席に座った女子が、自由自在に操っているのを見て、まさに目からウロコ！まずは、マップ機能。とんでもなく方向オンチな私は、新しい場所に出かける際、万全を機して家を出ます。地図数種類、電車の乗り換え、そしてと～っても早く出る。この慎重さのお陰で遅刻はほとんど無いものの、この時間のロスはすさまじいものがあります。それがひょいよいとルートが出てきて、しかも見やすい！続いてグーグルの音声検索なるものをご披露いただきました。ケイタイに話しかけると、いつものグーグルの検索結果がずらり。しかも”ルート”とタップすると、するすると経路図が。”ロボットみたい・・”

で、早速次の週末には、近所のソフトバンクのショップに。当然データ定額で契約して、毎日楽しく使ってます。取り扱い説明書が無いi-phoneですが、様々なワザや便利アイテム満載の本が多数出ています。そもそもトリセツをほとんど読んだことがない私にとっては、ドコモについてくる分厚い本もまたとっても邪魔でした。

書店で使い方の本を買って、アップルストアでスピーカーも買いました｡i-tuneで曲もダウンロードし、たくさんスパミュージックが入っています。生活変わるなあ。