着物を日常的に着るようにするには、まず収納から見直す必要がありました。それまで、たま~にしか着ない状態だったので、探す時間がかかるのは、仕方無いと思っていましたが、これからはそうはいきません。まず、1)パッと出せる2)既存の空間を使う(倉庫に預けたりしないという意味)、の2点を考えました。出し入れが憂鬱になると、また着なくなると考えたからです。
まずは、着物。2つの箱に重ねて収納していたのですが、袷も単衣・絽も、一緒に入れていたので、とにかく見つけるのが大変。そこで、分けて収納することにしました。まずは通販で引き出し式の桐の収納ダンスを購入しました。移動式にこだわって捜し、アマゾンで購入。上に載っているのが、その前から使っていた箱。
引き出しに、袷の着物をたとう紙に入れた状態で入れ、
上の箱には、薄物の着物を収納しました。
たとう紙も、下は2つ折りサイズ、上は3つ折りサイズにし、収容力を上げるようにしました。
帯は、クローゼットの中で使っている洋服用の引き出しに収納。ちなみに、この引き出しも、寸法ぴったりのものをアマゾンで購入。数日間、通販サイトを探しまくり、ようやく見つけました。ポイントは、引き出しにリールが付いていて、多少重くてもスムーズに開閉できることでした。
帯締めは、箱に入れて整理しましたが、帯が入っていた箱と書類箱を活用しています。ちなみに、巻いてある紙は、コピー用紙を自分で細く切ったものです。巻いて、セロハンテープで止めます。
帯揚げやその他の小物は、無印良品の衣類ボックスに入れました。ここが一番苦労したところ。深い引き出しに入れてしまうと、また取り出しにくくなるので、使いやすい引き出しの高さを決めるまで、何度か調整しました。出し入れしたり、メジャーで測ったりの繰り返し。ちなみに、無印良品の収納製品は、LOHACOでオンライン購入できます。
そして、草履とバッグ類は、クロゼットの上の棚にまとめてます。
これでやっと使いやすいなりました。1時間以上(しかもイライラしながら)かかっていた着付けが、15分程度になりました。もちろん慣れたこともあると思いますが、探しやすく出しやすい状態にできたことは、本当に大きかったです。
整理整頓は業務の基本。1)ストックの把握 2)良質な状態の維持3)使用時のスピードアップ とホテルオペレーションを学ぶときに教わりましたが、まさにその通り!
仕事が生活改善に活きてます。