本日はとりあえず計画停電のない日。春っぽい日差しにほっとします。計画停電という、でも無計画な停電で、多くの人が疲れ果てています。突然の大規模停電発表は、いつの間にか増えてしまった電気使用量で歯止めがきかないから・・との理由だったと後で知りました。
これはやっぱり甘かったんだな・・と思います。私が住んでいる新宿区、事務所がある渋谷区は、計画停電除外地域(今のところ)です。それでも多くの事業所は暗く、お店もやっているのかいないのかわからないような暗さの中でやってます。でも、中には”我関せず”のところがあるのも事実です。特に目立つのはパチンコ屋。ほとんど誰もお客がいない中、いつものようにド派手に明かりをつけ、音楽もジャンジャン。まわりが暗いだけに、いつもにも増して目立ちます。
東電に対して思うことはあるけれど(本当にいろいろあるけれど)、とりあえず今は封印します。その上で今感じるのは、東京の繁栄や便利な生活は、福島の人たちのリスクの上に成り立っていたんだな、という事実。もちろん今稼働しているほかの原発の地域の方々もです。便利便利でどんどん電気を使っていたけれど、今立ち止まって考える時期に来ているのだと思います。
もう一つは、計画停電が当面の現実である中、使えるエリアの住民がどれだけ節約できるかが問われているということです。電気があるから長時間営業したい、スイッチつくからもっと明るく・暖かく、との行為を見ると悲しい気持ちになります。信号が使えなくて事故で亡くなった方や、入院患者さんの寒さなどが報道されると、いたたまれない気持ちになります。私は野球は当面なくてもいいな・・。東京ドームなんかもってのほかでしょう。本当にズレてる。
もしかしたら、東京に居ることがマストでない人は、東京電力範囲外に疎開するのも一案かも。旅行でもいいし。それだけでも大きな貢献。自粛どころか、沖縄・九州・中国・四国と行き先はたくさんあります。ビジットキャンペーンならぬ、脱・東京キャンペーンを明るく展開するのはどうでしょうか?実は私も宮崎に帰りた~い!