バーデンバーデンに行ってきました。スパ・温泉の発祥の地のひとつとして著名なところ。一度行ってみたいと思ってはいたものの、なかなかドイツには行く機会がなく、残念に思っていました。フランクフルトから電車で1時間半とのことで、足を延ばしてみることに。
まず、街は全体的にこじんまりしていて小さい感じ。以前行ったイギリスのバースに似ています。アジアやアメリカで大規模になっているブランドでも、本店は意外とこじんまり、というのに近いかも。
まずは、有名なカラカラ浴場に(写真を撮りましたが、曇りでかなり映りは悪いです)。隣には教会。カラカラ浴場とならび、フリードリヒ浴場というのがあるのですが、こちらは男女混浴で全裸、とのこと。曜日によるのですが、さすがにここに私が興味を持つものは無さそう・・というだけでパス。(案内でそう読んだだけですっかり興味を失ってしまいましたので)カラカラ浴場は、かなりモダンな作りのバーデでした。
中に入り、無愛想なレセプショニストに促され、説明もないままに中へ。正確に言うと英語の説明書を読んでいたら、ドイツ語で”さっさと払え”というようなことを言われ、そのまま押し出されました。え~っとロッカーは、そもそもタオルは・・とウロウロしていたら、今度は笑顔の素敵な女性スタッフが!すぐに声をかけて、”初めてで何もわからないのでよろしく”と伝えたところ、いつの間にか周りにはグループが。英語圏の人は初めてが多かったのね・・と思いつつ、感じのいい彼女の説明でゾロゾロと中に。
更衣ブースの向こうがロッカー(このあたりは小田原のスパウザと同じですね)水着に着替えて出ていくと、見慣れたバーデプール。広くて明るくてキレイです。動線もよくできており、とても快適だったので、かなり長居をしました。日本にもバーデはいくつかあるのですが、ちょっとツボを外しているような・・。同じように見えて快適度が違う、この満足感の違いがノウハウなんでしょうか。
かえりがけにパンフレットを見てみると、同じような施設が数件あるようです。バーデタイプはやっぱりドイツのお得意なのね、と実感。数年前に行ったイギリスのバースが発表していた施設概要はかなり似ていたので、大昔から温泉があって、王族なんかの偉い人もお風呂に入ったよ~というところは発展の仕方も似ているのかも、と感じました。