お茶のお稽古を再開して、教室に伺うたびに感じること、それは”床の間っていいな”。
床の間には軸がかけられ、茶花が飾られます。茶席に入る人に、亭主が感じてほしいメッセージとに季節の楽しみを添えて。いつも先生が、用意してくださるしつらえが、夏の暑さを忘れさせてくれます。
お話を伺う度、日本文化は深いなあ、素晴らしいなあ、と感じることしきり。そして同時に、知らないことがたくさん・・・と恥かしく思うことも(これからです!)
客人をもてなすため、言葉を深め、書や画をたしなみ、そして茶花の色合わせや花器の季節感あふれる素材にこだわる。床の間って、美意識のショーケースだったのね、と再発見中です。