先日、あるワークショップに参加しました。経営者や政治家も多く、かなり男性比率の多い会。ほっとくと、男性だらけになってしまうことを懸念した主催者が、”女性起業家”の参加を促し、若手中心に、結構集まりました。
集まってみると、妊婦さんが多いのにビックリ。”安定期なんです~”と元気いっぱいに名刺交換。赤ちゃんを連れてきている方はおられませんでしたが、出産直後であることを知っている周囲の人も多く、赤ちゃんの写真は大人気でした。ほんわかした雰囲気の後、皆真剣な顔で、ビジネスモデルについて議論。コラボしよう!との声もあちこちで耳にしました。
なんだかいいなあ~と思いました。自然体で。
日本は女性の活用度が低い、との声を聞きます。政府の取り組みで就業率が上がるのかどうか、とか、バギーの市民権を認めろとか、とっても幅広い話も。
雇用機会均等法が施行された後、”活躍する女性”っていうのは、バリキャリ系で、ともすると”女を使う”タイプの人もいて、こういうビジネスの集まりは、そういうギラギラした雰囲気があったものです。古いタイプの女性政治家に銀座ホステス系や愛人系のファッションが多いのはこの影響があるに違いない、と思ってます。(実際多いし)
でも、このごろ、あちこちで出会う”実は出来る女性”って、本当にナチュラル。そして男性陣も、妊婦やママを笑顔で受け入れています。こういったレベルで進歩を感じるのも、どうかと思うのですが、それが現実です。(以前勤務していた、とある会社、妊娠した同僚を”腹ぼて”と呼んで、あらゆる集まりから外してました)
この”ナチュラル系、できる女子”、話をしてみると、意思が強くて、目標がとっても明確!環境がどうの、社会がどうの、と口にするのではなく、”私これがしたいのー!”に猪突猛進な感じです。その純粋さを周囲も応援するのでしょう。明るくって元気でキラキラしてました。
制度がどうこうより、結局個人が道を作るんだよね、との思いを強くしました。多少ペースはゆっくりかもしれないけれど、結構進歩してるような気がするのですが。どうなんでしょう??