先日のキャリア塾もそうですが、お仕事に悩み・迷う人はとても多い、特に女性は。
”どうすればいいでしょう?”と聞かれたとき、私の答えはいつも同じです。”会社が置いてくれるのなら、とにかく続けてみてはどうでしょう?”
”特にやりたいことがあるわけではない。でも今の職場も嫌だ。だって私を認めてくれないから。”
今、本当に転職する人が多いです。社外でも相談を受けますし、社内でも多いです。もう少し頑張れば、壁を越えられるのに・・と思った人が、一歩手前で辞めていくのを見ると、本当に残念でたまりません。セラピストは、そもそも転職歴の多い方が目立ちます。一段階上っていけば、また違う景色が見えるのでしょうが、その手前で辞めてしまうと、また同じことの繰り返しです。
自分自身も含めて、感じていることは、”愛されたい・認められたい”という人が本当に多いということ。でも、みんなが愛を求めてしまうと、かみ合うはずもなく・・。まず大事なのは、”この仕事が好きだ、ここが好きだ”と腹をくくることだと思います。少なくとも、私は仕事に就いたばかりのころ、この自己暗示で壁を突破しました。その後は、仕事が寄ってくるようになりました(笑)
さて、かなり悩みつつも、”次”が見えるまで、なぜ私が仕事を辞めなかったか?それは母の教えがあったからです。ペースを落としてもいいから、とにかく仕事は続けなさい。辞めて再開したり、転職を繰り返すと、いつも一からの再スタートになる。若いときは、何をやっても差はでない。40、50になって後悔してほしくない、と母は私に言い続けてきました。仕事としては結構恵まれた状況にあると思っていた母でしたが、色々思うところがあったのでしょう。
迷うとき、つらいときは、誰かに毅然と言われたことが支えになるものです。
などと考えていたら、稲盛さんのインタビュー記事を見つけました。こういうお話をしてくださること、本当に有難いです。
http://journal.rikunabi.com/work/topproject/topproject_vol12.html