コロナ後の新しい生活について、政府が様々な指針を出していますが、身近な生活がどう変わるかについて考えてみました。
4月上旬から本格的に始まった自粛生活。多くの人が自宅で過ごしました。完全休業中の方もおられると思いますが、多くの人は在宅ワークをこなしています。外出自粛要請が解除になった後も、女性の7割は、何等かの形で在宅勤務を続けたいと回答していますし、大きな流れとしては、これまで100%会社で過ごしていた時間が、自宅もしくはその近辺にシフトする流れは起きるでしょう。
そうすると、何が起きるか?まず洋服。ここ数か月、新しい服を購入した人はどのぐらいいたでしょうか?百貨店やショッピングセンターが営業していないという事情はあったにせよ、そもそも人に会う機会が無ければ、それほど新作は必要ありません。自宅で過ごす服、ちょっと買い物に行く程度の服であれば、スポーツカジュアルで十分です。コロナ前も、ライフスタイルのカジュアル化が進み、ビジネス系・エレガンス系のアパレル会社や小売りは苦戦していましたが、ここに来て流れは加速しています。米国では、百貨店のハービーニコルズ、JCペニー、大手アパレルのJクルーが経営破綻、日本でもレナウンが経営破綻しています。これまでも経営不振が伝えられている会社なので、コロナが原因とは言い難い面もありますが、今後もっと増えていくと思われます。心地よい服、それに、数着の”とっておき”があれば十分。”シーズン毎にちょっと流行を取り入れた服をとりあえず買う”、という購入スタイルは見直されると思います。
一方で、インテリア関連の出費は伸びてきています。在宅ワーク用に、家具や小物を買う人が増えています。特に、長時間座っても腰にこないような椅子は、欠品になるほどの絶好調ぶり。長い時間過ごす場所を快適にしたい、と多くの人が考えているのだと思います。これまで、”帰って寝るだけ””だった場所が、”長い時間過ごす”場所に変わるので、購入するものも変わるということです。
あと、化粧品。メイクをする機会は激減しました。そもそも自宅ではメイクしませんし、外出する際も、マスク着用となれば、口紅やファンデはかなり控えめになります。アイメークも、やりすぎると、マスクからの蒸気でパンダ目になることも。一方で、スキンケアには、これまで以上に手をかける人が増えました。人に会わないから、自宅でマスクしている、メイクにお金をかけない分、美容液やオイルの質にこだわるようになった、などなど。
自粛中の友人のたちのFBを見ていると、生活にメリハリをつけたい、といろんな工夫をしていることがわかります。興味深かったのが、お風呂とキャンドル。ゆっくり入るようになった、香りを楽しむようになった、照明でリラックスするようにしてみた、何度も入るようになって、水道代が上がった(!)という話まで。イメージするとこんな感じでしょうか。多かれ少なかれ、ストレスを抱える状況なので、アロマキャンドルやハーブティーの人気も高まっています。
FBで友人たちが発信する情報も、刻々と変わりました。まずは、マスクや消毒液の情報(中には若干??なものもありました)、次は体温計やオキシパルスメーター→ブックチャレンジや幼少期の写真や着物の写真のリレー(お誘いが多すぎて参加せず。スミマセン・・・)→ホテルやレストランの応援バウチャー購入→東京テイクアウト応援団→フラワーショップの紹介(母の日と、行き場を失った花屋さんの応援を兼ねて)、という感じです。このところ静かになってきたので、各々事業再開に向けて忙しくなってきている気配を感じます(とても良いこと!)
ZOOMなどのテレビ会議が本格的に動き出しているので、おススメのシステム、テレビカメラ、ヘッドホンの銘柄、背景をどうするか、ハウリング防止については、この2ヶ月ぐらい、ずっと情報が飛び交っています。その中で、面白い!と思ったのが、”顔のたるみ防止” テレビ会議中、ずっと自分の顔を見ながら参加するので、ショックを受ける人が続出(私もです)。こんなに年取ってる、見ててがっくりきた、とたるみ防止や、リフトアップをどうするか、悩み相談増えてます。しかも、男性からの相談が多いのに、ビックリ。アンチエイジングを意識しなかった人でも、ここにきて、たるみ・しわの解消を目指す人が増えていて、リフトアップ需要は高まりそう。
免疫力強化は、今後最重要のテーマになります。これは広く深いテーマなので、また別途。