昨日、加藤奈弥さんの夏のメニューをいただきました。慌しい日々の中、ほっと一息つけるお料理の数々で、まさにココロにもカラダにもご褒美!という感じでした。
奈弥さんは、ウェルネス・アリーナのアカデミーでも薬膳のお料理を教えてくださっていますが、理論も実践も伴った素晴らしいお料理研究家です。私自身も彼女からお料理を学んで数年になりますが、その引き出しの多さには未だ感心しきりです。
昨日のお料理は、夏の体の熱を取る、水分の補給と代謝、といったことがテーマになっていました。材料の選択も味つけも本当に柔軟で、(しかも作ると簡単で)ああ、こういう方法があったんだ、と嬉しい発見があります。
スパやホテルを考える上で、食は欠かせない要素です。以前にペニンシュラの件をご紹介しましたが、今や5ツ星のホテルでも豪華さだけでなく健康を打ち出している時代、スパ的な食の考え方は今後ホテルにおいても大きな流れになっていくだろうな、と感じさせてくれました。
と、流れを見据えつつも、私たちの”研究”は極めてなごやかなものです。友人のサロンでのお料理教室(突然スゴイワインやシャンパンが登場してしまう・・これはやや豪華版)、そして、わいわいと試作品を作ってみて、そのレシピを自宅でも試してみて(フツー版)、とおよそ仕事とはかけ離れたのんびりペースの中で、数年を経てきました。
ちょっとここ数ヶ月ばたばたと過ごしてしまいましたが、何といっても自分自身が楽しむことが一番よねーと再認識させてくれるお皿の数々でした。