某雑誌の方から、取材の申し込みがあり、事前に質問表を送っていただいたのですが、そのどれもとても深い。質問表を送っていただいた時点ですでに感動してしまいました。
これはきちんと対応しなくては、と思い、アロマテラピー関連の書籍を引っ張り出して取材準備。書斎は一瞬にして過去のテキスト、ノート、参考図書の山になりました。メモをまとめつつ、改めて読み返したのがこの2冊
蒸留した精油を使用するケアをアロマテラピーと定義づけたガットフォッセ
精油を抽出する際に、副産物として取れる芳香蒸留水の可能性に着目した井上先生
一見すると相反するこの2冊を、繰り返し読んできました。
なぜ、精油なのか?なぜ芳香蒸留水なのか?
日本ならではの植物の活用方法はどういう形が良いのか?
というテーマに取り組み続けて、今の私のスパがあり、その答えがSPA sunyaにあります。
良い取材は、自分の考えをまとめる絶好の機会です。経験豊かなライターの方にお越しいただいたことで、学ぶ機会と自分の”今”を振り返る良い機会になりました。
帰宅すると、イスラエルのドーハ攻撃のニュース。豊かな恵みをもたらした中東の姿は無く、伝統の香りを楽しむ機会はあるのだろうか?と心配になります。
中東は戦争、ヨーロッパはデモやストライキ、米国は暴動と、世界のあちこちがきな臭い中、日本ののんびりした空気感は、それだけで究極の癒しです。
改めて、足元の恵みを見つめたい、と思いました。