週末の土曜日は快晴!という週末が続いているので、久々に、神楽坂散策をしました。といっても、本屋に出かけたり、お茶や花を買いにいったり、という普段の買い物ついでです。
TVドラマの影響からか、雑誌に取り上げられる影響からか、随分人が増えていました。前はどちらかというと、平日の方が人が多くて、ランチはどこもいっぱいで、夜は会食や宴会が多いものの、週末はやや静か、というのがパターンだったのですが、土曜日と日曜日は観光ちっくな人が見受けられ、新しい訪問者出現、というところでしょうか。
神楽坂は不思議な町で、それほど広くない面積に、本当に”何でも”あります。お洒落なところで、フレンチ、イタリアン、和食、中華、バー(バールもあり)、料亭(ときどき本物の芸者さん)、ホテル、カフェ日常的なところで、スーパー、ドラッグストア、ゲームセンター、マンガ喫茶パチンコ屋、コンビニ、ファストフード、銀行、郵便局、靴の修理、映画館、フィットネスクラブあと風情のあるところで、お茶の専門店、お香の専門店、お寺、神社、下駄の専門店、せんべいの専門店、ワイン専門店にチーズ専門店などです。
おまけにそれぞれの店のこだわり度が高く、レストランでは、ミシュランで星を獲得したところが何件もありますし、日本でただ1軒・ペコちゃん焼きを売っている不二家のお店もあります。映画館は名画座のファンにはたまらない、ギンレイホールで、平日でもいっぱいです。
私はこの街が大好きで、できれば一生ここで、と思っているほどなのですが、その理由はこの”いろいろあること”と、お店のオーナーさんのこだわりを感じられるところです。表通りからちょこっと入ると、昔ながらの民家を改造したりして、居心地いい空間を作っているところがたくさんあります。
まったりマッサージを受けられる”エコパオ”とかみんな静かにコーヒーを飲んでいる”トンボロ”あたりは今も変わらずのんびりした空気です。一方で、”なぜここが?”とブレイクしたところが、カフェのSARYOとまんじゅう屋のMUGIMARUです。
SARYOは、もともと薄暗いオンボロアパートでした。仕事帰りに通りかかると、人気のなさがちょっと恐かったほどです。そのオンボロアパートを見事に改装して(言っちゃ何ですが、あまりお金はかかっていない気がします)、カフェに大変身!あまり目立たない場所だったので、ここで晩御飯を食べられるといいなあ、と思っていたのも束の間。もう連日満席でしかもどんな寒い日でも雨の日でも行列が!!一方のMUGIMARUは、これもまたかなりなオンボロ家屋に、しかも廃材を加えてのリニューアル、で、商品は手作りまんじゅうONLY。でもここも満員御礼です。う~ん、わからないもんだなあ。
ドラマ放映時のブームかと思いきや、どうもこの人気は本物のようです。新しいお店も次々にオープンして、食べきれないのでは!?と思ってしまうほどです。