パンダフルライフを観にいきました。違う映画を観にいったときに見たポスターがあまりにも可愛く、もう目が釘付け。今回も公開初日です。
日本で生まれたパンダの双子が、中国四川にあるパンダセンター(?)に移って、成長していく過程を通じて、パンダの出産、子育て、日常などを描いていきます。ドキュメンタリータッチですが、ほんわかなごやかでとてもいい映画だと思います。
初めて知ることもいくつかありました。昔パンダは今のような風貌ではなく、肉食の熊だったこと、氷河期で食物が無くなり、雪の中でも青々としている竹を主食にし始めたこと、長い時間をかけて、今のようなツートンカラーになったこと、などです。
パンダは双子で生まれても、母親は通常1子しか育てらず、もう一匹の子は死んでしまうことが多いのが自然の摂理なのだそうです。これを2子とも育てる仕組みを作ったのが、ここのセンターの優れたところです。
パンダのお母さんは、子育て上手のようです。いつも触って抱いてスキンシップ豊富です。このスキンシップが無いと赤ちゃんパンダは死んでしまうのだそうで、これは生き物共通(人間もだそうですよ)のことなんだなあ、としみじみ。
日がな竹をむしゃむしゃ食べ続けるパンダは本当にのんびり平和な雰囲気。走る姿もころんと転がる姿も本当に愛らしいです。
この映画、ナレーションで進んでいくのですが、声は菅野美穂さんでした。これがまたとてもいい感じで、お母さんパンダの母性とか、子パンダのわんぱくぶりなどが、声のトーンを通じて、よく表現されていたと思います。
帰りがけ、外に出てみると長蛇の列。おっすご~く人気があるのかな、と思っていたところ、舞台挨拶待ちのマスコミの人だったようです。メディア向けに配られた(らしい)キットを色々持っているのが見えました。いいなあ~あれ、と思いながらの帰宅です。でもまあ、”パンダシール”をもらえたので、結構ニコニコ。早速机の前に貼ってこのブログを書いてます。