先週モンゴルに行ってきました。初めての訪問です。モンゴルと聞き、まず思い浮かべたのは、2006年に行ったブータン。スピリチュアルでとても素晴らしい場所だったのですが、水が少ない地域なので、お風呂には結構苦労しました。
なので、行く前にはウェットティシューとかレトルトの食べ物とか、ほとんどキャンプのようなフル装備。空気が乾いていて寒い、とも聞いていたので、防寒用のコート、のど飴もしっかり持参。
直行便は無いので、韓国のインチョン空港(今話題ですね)でのトランジットつきです。行きは4時間近く待ち時間があったので、空港内のデイスパでマッサージを受けました。リフレぐらいかな~と思っていると、ちゃんと個室で、ボディもフェイシャルもフルに揃っていました。やや雑な感じで、うう~ん、という点もありましたが、コリをほぐすには十分。あとの時間で、日本と業務連絡。携帯って本当に便利。それでもまだ時間があったので、韓国料理店で冷麺を食し、その後モンゴルエアーに乗りました。
夜遅い食事は摂らないようにしているので、早めの夕食→機内で爆睡、というのがパターンなのですが、この日はどうも思うようにはいきませんでした。まず、隣の席の女性がなぜか私に興味津々。英語も日本語も通じないのですが、始終話しかけてくるのです。ちょっと目線をそらしたほうがいいかな、と思って、前の座席から後ろを振り向いた可愛い赤ちゃんのほっぺたをツンツンしてあやしていると、そのお母さんが突然立ち上がります。”うっ何か悪いことでもしたかな?”と思っていると、私に向かって赤ちゃんを突き出すのです。どうもあやし疲れていたようで、私にしばらく赤ちゃんを抱いていてほしい様子でした。まあいいか、と抱っこしていたのですが、待てど暮らせど、引き取る気配がありません。結局その後、着陸間近まで赤ちゃんを引き取る羽目に。とほほ・・・。
ブータンの人たちはかなり控えめでシャイ、なぜかその思い込みがあったのですが、要は朝青龍に近いのね。愛嬌があって元気。マイペースで押しが強い、という印象。
さて、夜11時半にウランバートルの空港に到着。その後お迎えの人と無事会えてケンピンスキーのホテルに到着。そしてお部屋。まずお水を出してみたところ、ちゃんと透明なお湯が出る!まずは一日目、嬉しい驚きでした。ビジネスセンターのサービスも良く、快適な滞在でした。
翌日からウランバートル市街、ちょっと郊外などにお出かけ。車も多く、飲食店などのお店もずらり。そして何とつい最近ルイ・ヴィトンのショップもオープンした、とのことでした。(早速見に行きましたが品揃えは豊富、お値段は日本よりお手ごろです)
気候・文化はブータンに近い印象でしたが、国の志向や経済状況を考えると、15~6年前の上海や北京に似ている気がしました。女の子たちはかなりオシャレ。スタイルも良くてモデルみたいな雰囲気の人もいます。随分リッチな感じがしたので、聞いてみると、”貯金する習慣があまりない、あれば楽しく使うのが一般的。給料もどんどん上がっているので、みんな買い物大好き。お金持ちは北京・ソウルまで買い物に行くんです”とのことでした。
国全体が黄昏た雰囲気の日本から元気いっぱいのモンゴルに行くと、国の年齢というかエネルギーの違いを実感しました。お寺、歴史博物館などに連れていってもらい、充実の数日間でした。