せっかく東京に居るのだから、できるだけ色んなものを見たいと思って、展覧会やイベントは時間の都合のつく限り出かけています。
最近では、千葉のホキ美術館に写実絵画を観にいきました。写実絵画って写真と何が違うの?と思って観に行ったのですが、光の加減でより対象物を鮮明にすることができ、ちょっと意外なほどの素晴らしさです。この美術館は、ホキメディカルという会社の社長さんが所有していたものを基に展開しています。作品ももちろんですが、照明などの展示方法が素晴らしく、作品に対する愛情が伝わってくる美術館です。併設のレストランハ、アルポルトの運営で、パスタランチを優雅に楽しみ、心豊かに半日過ごしました。
女性アーティストたちの作品展も興味深いものでした。目黒のクラスカで開かれていました。商業アートの部類に入ると思いますが、商品化されたものも多く、物販も豊富。私は、マグカップとソーサーを4セット購入しました。さっそく事務所で使っていますが、とっても楽しいです。MTGの会話もはずみます。レストランメニューの開発のMTGの折に使いましたが、料理長がさっそく”写真とっていいですか?”とパチリ。食器大事ですよね~、これがテーブルに出てくるだけでも、盛り上がりますよね~と終始明るいムードで進みました。
石かわで見た焼き物があまりに素敵だったので、どちらのですか?と尋ねたところ、石川さんが親しくしておられる陶芸家のもので、今、作品展の最中とのことで、西麻布の桃居に翌日出かけました。どれも素晴らしいものばかりで、土ものの繊細な魅力を改めて感じました。
長く宮崎にいて、様々な展覧会を観にわざわざ飛行機に乗って出かける両親を見て育ったせいか、こういう素晴らしいものを簡単に(電車や車で、という意味)見に行くことができる環境のありがたさを実感します。