新しいホテルスパが本日から始まりました。東京の昭島に広がる昭和の森の一角にあるホテル、フォレストイン昭和館のロイヤルスイートルームです。ガラントリーはフランス語で”親切””もてなし”という意味を持ちます。広いラウンジに2部屋だけの贅沢な空間で、本当にゆっくりと過ごすことができます。
ここは、まさに知る人ぞ知る、という感じのホテルなのですが、いつ訪れても庭の緑や花々の手入れが行き届き、そしていつ訪れても、穏やかな人のにぎわいのある場所です。レストランのお食事もおいしく、そしてラウンジではサイフォン式のコーヒーもゆったりといただけます。
ホテルは運営会社のコンセプトだけでなく、オーナーのこだわりが大切なのだと感じさせてくれます。そしてそんなこだわりの極みのロイヤルスイートルームは、内装から調度品まで一流ぞろい。特に、絵の一つ一つが本当に素敵な空間です。
このところ、アジアンテイストやミニマリズムのデザインの流れの中で、上質なヨーロッパを感じさせてくれるホテルが少なくなっていることもあって、この空間に居ると、本当に優雅で豊かな気持ちになれます。この間行ったフランクフルトでゲーテの生家を訪れ、趣味がいいってこういうことかな、と感じて帰ってきたのですが、ここはまさにそんな雰囲気。
スパにするにあたっても、元の良さをそのままにし、ほとんど手を入れず、統一感を損なわないように小物を選びました。あとは香りや音でまさに”姫”になる時間を楽しんでいただきたいと思います。窓の外には美しい緑が広がっていて、全身で”森の中のスパ”を堪能できます。
青梅特快で行くと、実は中野から30分程度。(直通)気軽に行ける郊外へのスパの旅です。www.showakan.co.jp/spa/galanterie/