今年も4月から開始するデトックスステイプラン。料理の準備に入りました。もう3年実施していて、今年で4年目。昨年で1000名を突破して、ようやく軽井沢の定番プログラムになったとの実感があります。
デトックスの概念は、”知らず知らずのうちに体には毒素が溜まっている”との現状認識から始まっているわけなのですが、この概念が今年ほど真剣味をもって受け止められた年はないと思います。福島原発からくる内部被ばくへの懸念です。原発で作業をしている人のインタビューを雑誌で読みましたが、”作業が終わってまずすることは大量のビールとお茶を飲むこと、とにかく尿で出してしまうんです。”とのくだりがありました。この方たちは圧倒的に外部被ばくの懸念が高いのだと思いますが、体に入る可能性のあるものを”出す”作業を常に行っている、ということを知り、ますますデトックスの重要性を実感します。
デトックスの講座を受講すると、まずは毛髪の毒素分析を受けます。これは通常は農薬や化学物質での汚染をチェックする目的が主なようで、日本人の髪は他の国に比べて、水銀の含有量が圧倒的に多いのだそうです。これは魚をよく食べるから、とされていますが、実は安全安心と言われている魚も、かなりの水銀を含んでいる現実があります。
私が受講した講座の講師の先生は、”だからお寿司は年に1回の大イベントなのよ”とおっしゃっていましたが、私はもともと大の魚好きなので、体調に変化が無い限りは、”出す”ことを優先しておいしくいただきたいものだと感じました。この経験から、実は知らされていないことが多く、自分の体は自分で守るしかないんだな、と実感しました。
最近の新聞では、”内部被ばくも軽度であれば数か月で体から出ていく”と報道されはじめました。これを”きちんと””早く”出していくために、食事のとり方、運動、ケアがますます大切になっていくということです。
これが苦しい・まずいになると続きません。今年のお料理、一層軽やかでおいしい品々が勢ぞろい。グレープフル
ーツのサラダ、ほたてと野菜のパスタなどなど。このお料理を召しあがって、タラソラップで汗をしっかり出せば万全です!