数年前からスパで使用しているフランスのオーガニックアロマbiossentielの講習会を社内向けに実施していただきました。朝早くから東京地区のスタッフが全員集合しての勉強会です。
香りでリラックス・・というのも素敵なのですが、この商品のすごいところは、本当に”効く”ことです。私自身、オーガニックというだけで、身体にすぐ”効く”とは思っていないのですが、この商品は、本当に明らかな変化をもたらします。ネリーグロジャン博士のブレンドは、理論+実践(クライアントの結果を見て)に基づいてりるものなので、症状別に具体的な使用方法があり、まさに薬箱のようです。
効き目が現れるのに、個人差はありますが、傾向として、とにかく多忙で精神疲労が蓄積している、加齢による重さ、滞りがありる、という方には、かなり実感していただけるようで、根強い人気があります。私自身もスタッフも、効果を実感しているので、自信をもってお奨めできるのですが、奨め方にはかなり限界があります。
日本では”**に効果がある”と言えないからです。フランスでは、アロマセラピーに保険が適用されており、ブレンドも有資格者しかできません。でも日本では”雑品”扱いで品質もバラバラ。その結果、日本で使用できるように商品名も変更し、仕様も変更し、という努力の結果、化粧品と食品の認可を取って販売するという手間のかけようです。商品名の変更も、以前は”肝臓の働きを良くするからkidney"とかわかりやすい商品名だったのですが、これもダメ、ということで変更された結果、頭の中がぐちゃぐちゃ。
パンフレットにもあいまいなことしか書けないため、セラピストが本当に適切な使用方法を理解するには、聞き取り→メモ作成しか手段がありませんし、本当に効くのに効くと言えない・・という困った状況になっています。
でも、そんな困難を乗り越えるには、とにかく地道に勉強し、私たち自身が納得したものをお奨めし、トリートメントを組み立てていくしかありません。講習後、早速勉強したてのことをお伝えしたところ、とても喜んでもらえた!と次々に嬉しい報告が寄せられています。導入して数年、チーム内でも事例が蓄積してきているので、こういうクライアントにはどうすれば?といった情報交換が一層活きていきます。
本日は軽井沢での講習会。春から開始予定のアロマデトックスのプログラム開発も含め、学びを深めたいと思います。