Beyond Tomorrow が主催するフォーラムに出席しました。東日本大震災(私の中では東北大震災なのですが)の後、会社として長期的に関われる支援先を検討していたところ、友人の岡島さんにこの団体を教えていただき、アロマキャンドルを通じての寄付を始めています。
今回のフォーラムは、団体がサポートしている高校生の進学先が決まり、その門出を祝う、という目的でした。奨学金のプログラムで国内の大学に進学する学生、海外留学のプログラムで、米国や欧州のボーディングスクールに留学する学生と道は様々ですが、力強いサポートを得て、素晴らしい一歩を踏み出してほしいと願わずにはいられません。
学生さんたちの生の声を聞く機会がありました。お母様を亡くされたお二人の話を聞くのは1年近くたった今でも茫然としてしまうものがあり、その中で、前を向いて歩いている強さに深い感銘を受けました。それはスピーチをした以外の若者たちも同様です。復興が遅れている、政治が邪魔をする、との報道は多かれ少なかれ事実でしょうし、もっといいやり方もあるのかもしれません。でも、この目の前にいる若者たちとみると、理屈はいいから、一人でも多くの学生に明日を見せることがいかに大切なことか改めて感じました。
会の間、ルース駐日大使、アイリーン平野USカウンシル代表、竹中平蔵氏、古川元久氏、ロバート・フェルドマン氏のスピーチが続きましたが、それぞれに深く素晴らしい内容でした。皆さん心から学生たちの未来を応援し、可能な限りのサポートをするという熱意が伝わってきます。大人の本気が若者に道を示すのです。
隣に座った学生さんに、どうしてこの団体を知ったのか、と尋ねてみると、校長先生から奨められたのだと答えてくれました。まだ設立一年にも満たない団体で、知名度もまだまだこれからなのだと思いますが、ぜひより多くの人にこの活動を知っていただき、リーダーを目指す志のある若者に、この素晴らしい大人たちと接する機会を持ってほしいと思いました。
そしてもちろん、活動を続けるには資金も必要です。せっかく多くの方々に接する店舗という場がありますので、キャンドルを通じた支援、個人の寄付を通じた支援に参加していただけるように、活動内容をご紹介することを続けていきたいと思います。