パレスホテルでランチしてきました。お天気も良くて、日比谷公園側に続く緑が一望できる窓側の席、この場所ってこんなに素敵なところなんだ、と実感。
大手町は、私にとって社会人になりたての思い出がいっぱい詰まった場所。BCGは大手町といっても、かなり神田寄りだったので、この近辺に勤めていた友人とランチしたりお茶したりするときは、”ザ・大手町”の雰囲気漂う皇居そばでの待ち合わせが常でした。商社に勤めている友人が多かったこともあります。結婚式も何度か出席しました。
この頃のパレスホテルは、皇居側に向いて建てられていたため、外の景色はかなり遠慮がちに取られていました。開放感があったのは、スワンという名のカフェでしたが、ここは財界長老たちが陣取っておられることが多く、重厚な雰囲気。運良く窓際の席が空いていると、かけよって座ったものです。正直この頃、あまりおしゃれとは言えないホテルでしたが、利用頻度は高くて、宴会・会食・待ち合わせと行く度に、”もちょっと綺麗になるといいのになあ”と思っていたものです。
今回のリニューアルでは全てが一新!ああ、今大手町勤務だったら、満喫できたのに~~と残念しきりです。今回の特徴は何と言っても”建物の向きを変えたこと”です。皇居側から日比谷向きに窓を変えたことで、窓の外には豊かな緑広がる公園と、その向こうに美しいビル群が見えます。想像はしていたものの、こんなに綺麗だったんだ、と実感しました。ビジネスの中心地でありながら、リゾート感もたっぷりです。
ランチも美味しく楽しくいただきました。スタッフの方々が、このホテルで働くことに誇りを持っている!という感じが伝わってきます。生え抜きの方と、外から来られた方が一緒に取り組んでいる、とのお話でした。パレスの伝統に、新しい考えを思い切って取り入れている姿勢がうかがえます。
思い出のある場所が、いい感じで再開しているのを見るのは嬉しいものです。楽しみな施設もいっぱい。これからしばらくは、街わせはぱれすだなあ、と思います。