大阪のプロジェクトでは、いくつか”お初”の商品やトリートメントを導入します。すでにホテルのプレスリリースでも発表されているのが、フランスのスパコスメであるTHEMAE(テマエ)です。これは日本の作動の点前をブランド名にしたという商品。なんと、ここの会社の名前はRYOKAN(リョカン)社!本当に日本が好きなんだなあ、とこれだけでも伝わってくるというものです。
お茶の成分をふんだんに取り入れて、コンセプトは日本の禅の思想を取り入れています。フランスの本店にも行き、実際にトリートメントを受けてきましたが、オペラ地区でルーブル美術館そばという都会の真ん中とは思えぬ静寂があり、別世界にいるようでした。
マネジメントの方々、スタッフの方々とお話していても、皆さんとても穏やかで、日本への敬意や日本文化が好き!という気持ちが伝わってきます。外国人であるRYOKAN社の方々が、ここまで茶文化を評価してくださっていること、そして欧州やアラブの5ツ星ホテルで愛用されていることが嬉しく、誇りすら感じました。
今回ホテル側で用意してくださった施設の雰囲気と、この商品が醸し出す雰囲気は、まるで最初からそのために互いに設計したかのようにピッタリです。伝統があり、モダンであり、どこか落ち着く。今の日本は、海外から見るとこういう姿なのかなあ、と感じています。ぜひぜひこの空間で、日本初のTHEMAEを多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。(乞うご期待!!)