NHKの大河ドラマ、「真田丸」の舞台になっている信州上田に行ってきました。
上田に近づくと、「真田丸」と書かれた赤いのぼりが増えてきます。目的地には、のぼりを辿っていけば、間違いなく到着できるという数です。
上田城がある公園に車を止めると、ほとんどが他府県ナンバー、東京エリア、名古屋エリア、北陸からも。そんな他府県から来た私たち、まずは、大河ドラマ館に入りました。ここは、既存の建物をそのまま展示館に使った施設で、うまく活用できてます!ここも、赤い旗や六文銭でディスプレイされていました。その向かいには、屋台が並んでちょっとしたお食事処のエリアになっていました。お団子を食しましたが、どれも美味でした。
上田城はこんな感じ。
現在のお城は、大阪夏の陣の後、徹底的に壊され、その後再建され、徳川の時代は、松平家が城主を務めていたそうです。敵となった一族の拠点は徹底的に壊して、天領にする、という徳川流です。
敷地内には、真田神社がありますが、この神社、松平神社→上田神社→真田神社と地元の名士たちの声で名前が変わった歴史があるとのこと。このエリア、来てみてビックリなのですが、あっちもこっちも”真田”。このドラマまでは、真田幸村という個人の名前(しかも本名じゃない)しか知らなかったのですが、この土地の、”真田”に対する思い入れが、いかに強いものか、実感しました。やはり、百聞は一見にしかずです。
エリア内に、いくつか居城後があり、足を運んでみたのですが、そのどれもかなりの高台。ドラマの中でも、”真田の郷を守らねば!”とお城から外を見るシーンがありますが、この時代のお城は本当に守りを優先して作られていたんですね。今でも気持ちのいい景色が広がります。
上田城から歩いてすぐのところに、古い町並みを再現したエリアがあります。ここで見つけたお蕎麦屋さんのおお西さん、本当に美味でした!
実は以前、小諸に行った時のこと、”小諸そば”を探したのですが、これは実は存在せず!何だか騙されたような気分になったことがあり、信州のお蕎麦には期待せずに行ったのですが、ここは間違いなく信州そば。挽きにも打ちにも、こだわりを感じる美味しさです。
そして同じ商店街で見つけたのが、何とルヴァン。あの富ヶ谷の!なぜにここに?水がいいからでしょうか?中でお食事もできます。
そして、またまたテクテク歩いていくと、レトロな喫茶店の看板。
その少し先には、池波正太郎真田太平記館。
訪れたこの日、全国的な猛暑日で、東京に戻ってみると高い湿度にげんなりしてしまいました。でも、信州上田は、風が心地よく快適そのもの。お昼を食べたお蕎麦屋さんでも、扇風機を数台動かしているだけで、エアコンは使っていませんでした。
避暑にもピッタリのこの地、また訪れたいです。