別府に行ってきました。
九州出身のわたしにとっては、懐かしい気持ちになる温泉地です。子供の頃に訪れた叔母の家には、温泉が引かれていて驚いた記憶があります。そして、高崎山の猿が怖くて泣いちゃったり。
自分で温泉に行くようになってからは、湯布院や黒川に行くことが多かったので、大人になってから温泉地としての別府を訪ねたのは初めて!
街中は賑やかだよ~、団体多いよ~と言われて怖気づき(?)、少し高台のお宿にしました。
女性限定のお宿だけあって、サービスはとっても細やか。ラウンジにはデトックスウォーター。
日本一の湯量を誇る別府は、朝からこんなに湯気が出ています。ちなみに、この日朝から30度超えていました。
湯量だけではなく、泉質と種類の多さにも特徴があります。
実はこの日、私はかなりの腰痛を抱えていました。夏風邪のままドバイ~アイルランドに行き、その後すぐに広島往復。運動不足に、咳が続いたことが負担になっていたのだと思います。こわごわ飛行機に乗っての大分入り、大丈夫か、私・・。
よろよろ歩いていたところ、ホテルの方に、”どこかお痛みでも?”と尋ねられ、腰がー、とお伝えしたところ、泥湯に入ることを薦められました。効果があり過ぎるので、10分の時間を厳守するように、との入浴指導も受けて、夜1回、朝1回。すると、朝食の時には、もう痛みがないっ!
本当に効くんだ・・温泉。
ちなみに、別府には8つの温泉地があって、それぞれに泉質が異なるらしいです。これは世界でも類をみません。正直、バースも、バーデンバーデンも、シンプルなお湯で、効いた感じも無かったです。乾いた気候の中、お湯は有難いと思いましたけど。
オシャレな温泉旅館があちこちに出来て、豪華な部屋と食事にはちょっと飽きている私。温泉旅館のスパもどきにも興味ありません。あのレベルなら無理して作らなくていいのに。。
となると、温泉そのものにパワーがある別府にはとっても惹かれます。もう少し涼しくなったら、シンプルなお宿に泊まって、湯めぐりもいいなあ。