ALL THAT SPAの商品には、日本生まれの精油を中心に、数種類の精油が配合されています。
香りをデザインするのは楽しいものです。気分によって、季節によって、用途によって、そして相手によって、素敵だな、と思う香りは変わります。数年前に、ネリーグロジャン博士にオリジナルのミストをプレゼントしてもらった時、その香りで随分元気づけられました。彼女は、よくエネルギーとかバイタリティという言葉を口します。世界にはパワーのある植物や精油が存在するけれど、受け入れる人間が、まずはニュートラルな状態になっていないと、どんなパワフルなものも受け入れることができない、という考え方です。
何度かこういう話を聞かせてもらううちに、”気”や”エネルギー”に興味を持つようになりました。同じ人でも調子が良いとき、悪いときがある、エネルギーを意識してコントロールすることは、とても大切なことのように思えてきたのです。第一歩として、3つの香りを作りましたが、そこから発展させて、もっと自由自在に、でも同時にチャクラのエネルギーを意識した香りをブレンドすることにしました。
精油はそれぞれのプロフィールを持っています。学名、科名、作用、成分構成、ノートといった要素に加えて、どのチャクラのエネルギーを持っているか、というプロフィールです。一般的には、分子が大きく重くどっしりした強い香りのものが第1チャクラ、分子が小さく軽く、さわやかな香りのものが第5~7チャクラ、と考えるとイメージしやすいと思います。ケモタイプを複数持っているものは、複数のチャクラにまたがりますし、蒸留法や蒸留段階によって異なる特性を持つものも、複数のチャクラにまたがります。
何となく香りを楽しみのも素敵ですが、チャクラの香りや色を意識すると、呼吸そのものがエネルギーワークに変わります。ちょっと落ち込んだ日には、元気になる香りを。心静かにじっくり考えたい日は、集中できる香りを。そうすることで、何気ない日常は素敵なひとときに変わります。