この春の(数少ない)お茶会、何故か雨続き。
洗える素材で作った道行コートや、雨コートを着て出かけたのですが、皆さま素敵なコートをお召!
どこで作ったんですか?素材は何ですか?と聞いたところ、”大島紬をコートに仕立てた”とのお答。
反物を購入し、撥水加工をして、コートに仕立てるということらしいです。私が素敵だな~と思ったコートは、一つはモダンなチェック、もう一つは幅広の縞模様。どっちもいいな~、いいな~と悩んだ結果、無地にしました。といっても、複数の色の糸を織り込んであります。ちなみに男性用の反物(長さで決まっているようです)。ちゃんと証紙も確認しました。
いつもお世話になっている神楽坂の悉皆屋さんに行き、早速相談。
“肩すべりはどうします?” 肩滑り・・・それは何?羽織ったときに滑りが良いように、肩まわりに裏地を付けるそうです。大島だから、同じ布地でも良いそうですが。
そういえば、前に羽織を仕立てた時、〝裏地に凝るのが楽しい”と言われたような・・。
すぐに家に戻ってゴソゴソ。
ありました!エルメスのスカーフ(ちょっとシミあり)
南方の鳥や動物をモチーフにしているので、大島にも合っている気がするし。もう何十年も使っていないスカーフなので、ここは思い切って。
仕上がりました!スカーフ部分は、着用すると見えないんですけどね。
雨の日だけじゃなく、スリーシーズン使えそうな軽さ。楽しみです!