梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

お仕事だけど旅気分

おとといは福岡、昨日は軽井沢と出張続きとなりました。このところ、福岡行きは何故か日程がタイトで泣く泣くの日帰りが続いています。福岡は見所やおいしいところももちろんですが、久々に会いたい友人も多く、かつ大宰府の美術館にも行きたく・・と日帰りが決まってしまうたび、ため息です。

で、気分を切り替えて軽井沢ですが、これもなぜかとんぼ帰り続き。う～ん、忙しいのかタイムマネジメントが悪いのか反省しきりです。

こんなとき、私の気分転換は、出張を旅に変えてしまうことです。福岡では、ゆっくりどこかに食べにいく時間が取れなかったので、空港で両手一杯買い物をしました。長浜ラーメン、いかしゅうまい、お菓子などなど。そういえば、前に高知に行ったときは、かつおのたたきを買ってかえりましたが、これがなかなか美味しくびっくりしました。東京に色んなものが集まっているとはいえ、まだまだ地方色は豊かです。

軽井沢は、新幹線に乗るとき、峠の釜飯を買ってみました。車内販売もあるのですが、わくわくしながら待っていても、売り切れでがっかり、おまけにお昼もなくてお腹ぺこぺこ、という目に何度かあっているので、ホームで出発ぎりぎりにほかほかを買いました。このお弁当は本当に優れもの。以前の横川の釜飯の頃に比べると、若干風情は劣るものの、でも十分な魅力です。

具がたっぷりのおいしさはもちろんですが、陶器のうつわ、お漬物が別添えになっているなど、小技の効きが心にくいです。

広島に行ってきました

広島に行ってきました。昨年9月にオープンしたSpa the Blue Princeのスタッフミーティングや、雑誌のロケハンなどなど盛りだくさんの予定です。

昨年から度々訪れていたグランドプリンスホテル広島ですが、空港とホテルの往復およびホテルおこもり（かんづめ？）で、観光らしき観光はゼロ。むしろ、これまでの出張などの合間に訪れた方が、広島散策は多い、という感じでした。

今回は、ホテルでの楽しみ、ホテルを拠点にしての楽しみ、ということで、宮島に出かけてみることになりました。グランドプリンスホテル広島は、広島の市街から車で20分ほどの、宇品、という場所にあります。目の前に海が広がる、それはそれは気持ちのいい場所です。そしてこのホテルには、ジェットフェリーの船着場があり、宮島行きの船が出ています。ホテル１Fのカフェ横の階段をとことこと降りていくと、もう目の前には船が！

快適な船に乗って、島々を眺めつつ、一路宮島へ。このあたりには島が多く、しかもそれぞれに生活の息吹を感じさせます。通学の船、品物を運ぶ船などで、静かな海には絶えず行き来する船が残す白い線が。その線の一つを描きつつ、光る水面を走っていきます。

大きな鳥居が見えてきたらそこはもう宮島。海に浮かぶように見える世界遺産にもなっている厳島神社。冬の朝で人もまばらなこの日。これまでに感じたこともないような神々しさを感じます。以前に訪れたのは、観光シーズンの午後でかなり混みあっており、雑踏を抜けるようにして、”行った、見た”という訪問でした。

朝の澄んだ空気の中、神社にお参りする、というのは本当にいいものだな、と感じました。一歩一歩床どこを踏みしめ、能舞台を見て通っていくと、この地に、神社や能舞台を建てた必然のようなものを感じることができます。秋の紅葉の頃が有名な宮島ですが、オフシーズンの朝、というのもお奨めです。

参道（にあたるのだと思いますが）多くのお店が立ち並ぶ路地をとことこと歩いていきました。もみじまんじゅうのお店、工芸品のお店が処せましと並ぶ中、”揚げもみじまんじゅう”なるものをいただきました。もみじまんじゅうに箸をさし、揚げたもので、いつものもみじまんじゅうとはまた一味違うおいしさ！あとは、ふらりと入った工芸品のお店で、黒い模様が美しく入ったお盆を発見。黒柿でした。茶杓や棗など風流なものも揃います。京都並みのレベルの高さに大満足！！船の時間が迫って、走って船着場に戻りましたが、次回はもっとゆっくりじっくり来ようと思います。

思いがけず観光日和となった晴天の一日。広島の良さを再認識です。

ホノルルマラソンに行ってきました

事務所移転が終わり、スパプレミアも１２月５日にオープンしました。それを見届けた夜、羽田からホノルルに旅立ちました。昨年も参加したホノルルマラソンツアーのチャーター便です。

ホノルルマラソンは３５回目を迎えるそうで、街は日本人でいっぱいです。これって、場所を変えた”日本人による日本人のための”イベントなんですね。参加、といっても、私はフルマラソンにはちょっと及び腰。で、１０KM歩く”Race Day Walk"に今年も登録しました。

”いかにも”なランナーも多くいますが、”えっこの人が！？”というフツーな女性もたくさんいます。このところ、美しいマラソンランナーが出現したり、長谷川理恵さんのようなモデルさんが美しく走る姿がメディアに取り上げられたりで、女性のマラソンブームは高まる一方です。その影響は、ここホノルルでも顕著なようで、オシャレして楽しんで走る姿を見るのは、本当にすがすがしく、嬉しくなってしまう程です。

一般的なツアーは４泊～５泊の設定になっているので、マラソンの数日前にホノルル入りし、体調を整える傍らショッピング、というのが一般的です。アラモアナにもDFSにも行きますし、チーズケーキファクトリーで楽しくお食事なんかもします。で、当日はしっかり走っちゃいます、というのがこのイベントの雰囲気。マラソンというと、何だか悲壮な感じがして、私はあまり好きでは無かったのですが、明るく緩いこの雰囲気に一気に魅せられてしまいました。

やや、男女差別と言われてしまいそうなのですが、男性ランナーって、やっぱりちょっと地味だと思うんですよね。このマラソンの楽しさは、やはり女性たちに支えられている気がします。去年と今年と比べても、美人比率は上がっているような気がしました。お友達同士で参加している人、グループで参加している人、形態は様々でしたが、スタイル良し、お肌良しで、ナチュラル美人というかスパ的美人というか、とにかく、いい感じでした。

今回、ハレクラニのスパとアバサのスパに行きましたが、ここでも話題はマラソンのこと。本当に街中で、応援してくれる、という雰囲気を感じます。この期間、スパはどこも大賑わいでした。

雨続きで、お天気的には今ひとつだったのですが、晴れた日に地元のファーマーズマーケットにもお出かけしました。出ているものはとってもLOHAS的。取れたてのとうもろこしを茹でたものとか、作りたてのジンジャーエールとか。

で、ここにもランナーたちが多数出現。多少の距離ならみんなテクテク歩いちゃいます。もちろん私ものんびり歩いて行ってきました。

もうかなりの回数お出かけしているハワイ。ブランドショッピングも、ドライブもいいのですが、最近のマラソン（付き添い）滞在を実は結構気に入っています。朝のトレーニングとか、とにかく歩くことだとか、スポーツウェアでのお出かけだとか、そういうスタイルで過ごすハワイは本当に”良き南の島”を実感させてくれるのです。