先週末は、初夏を思わせる陽気で、お花見を楽しまれた方も多かったのではないかと思います。お花見宴会には出かけなかったのですが、散歩がてら、朝の桜を堪能しました。TVドラマの”拝啓、父上様”で益々人気が出た飯田橋のキャナル・カフェのあるお堀沿いとか、都内一番人気(らしい)千鳥ヶ淵のあたりがお気に入りコースです。日中だと人で溢れかえっているこのエリアも、早朝だと本当にすがすがしく、桜の淡い花びらから漏れてくる朝の光を全身に受けることができます。
ちょっと活動的になる春は、デトックスに最適だと言われています。(これもエネルギー?)冬の間、体温を保つために蓄積した脂肪(や毒素)を出すために、苦味のある野菜が出てくるのだそうです。(ふきのとうなどですね)こういった考え方は、薬膳でもマクロビオティックでも、和食でもあるようで、それぞれのお料理のクラスで同じような話を聞きました。
空調が発達して、ビルの中に居たりすると、ついつい季節を感じなくなってしまいますが、街角に咲く桜を見て、花々のほのかな香りにうっとりしたりしていると、やっぱり人間も自然の一部なんだなあ、と思ってしまいます。