今年もあとわずか。2009年が終わろうとしています。リーマンショック以降不景気不景気という大合唱で、静かで暇な年になるかと思われた年はじめでしたが、色んなご縁が続き、年末最後まで多忙な一年でした。
今年ほど、”ゲストの顔”を意識した年は無かったように思います。軽井沢のデトックスステイプラン2年目を迎え、多くのリピーターゲストやコメントカードを目のあたりにし、このプランの向こうに見えるゲストの想いをひしひしと感じました。より一層改善して、3年目に取り組む決意を新たにした次第です。恵比寿は2年目を迎え、ホテルスパ、リゾートスパとは異なる運営を考えました。メニュー構成を変えたりセミナーを開催したり。最初は慣れないこともありましたがゲストとの距離が縮まるとともに、スタッフもゲストの望むことをより具体的に捉えることができるようになりました。日報を読むたびに、若手の成長を実感します。
マーケティング分野を中心に仕事を続けてきていますが、スパほどゲストの想いを感じられる業態はありません。これが私自身がスパに魅了され、ウェルネスという分野に取り組んでいる最大の理由だと思います。一つ一つ丁寧に”兆し”に応えたことで、スタッフも私も満足できる結果での年末になりました。来年も楽しい企画が頭の中には溢れています。早速年明けから色々試してみたい!と今からワクワクです。
スパ以外の分野でのプロジェクト参画、海外プロジェクトのスタートと新たな出会いもありました。体を動かす機会も増えて、周りを見渡せば、社会全体がエコ、ナチュラル、ウェルネス、という要素を求めている気がします。ある専門家の方はそれを”リラックス”という言葉で表現されていましたが。
引っ越した恵比寿の事務所でスタッフとクリスマスパーティを開いたり、才能や経験のある仲間が新たに加わってくれたりと、組織としても徐々に方向が見えてきました。自分たちも楽しみ、自分自身を大切にして、自分を大切にすることの喜びをゲストにもより伝えていけるといいな、と感じています。
来年も良い年になりますように!