この週末、東京の桜はほぼ満開で、花見スポットはどこもいっぱいでした。肌寒い日が続いてはいますが、桜を長持ちさせるには適しているのかも。
今年の花見は3月の連休あたりからスタートしました。まずは京都嵐山で、昨年末開業した星のやに行った折、既に嵐山の桜は開きつつあり、お宿に向かう船から、川沿いのお部屋から眺めました。特に、朝食のとき、食べ始めにはつぼみだった桜が、食べ終わる頃に開いている!という風情ある時間を楽しむことができました。この季節感や自然感が何よりのご馳走、という感じでした。
そして連休最終日に新宿御苑にお出かけ。まだ早いかな~と思っていたのですが、ピクニック花見中のグループで賑やか。桜も開花はやめの品種はかなり開いていて”ちょっとお得”な気分。新宿御苑はアルコールの持ち込み禁止です。物足りない、と思われる方もおられるでしょうが、子供連れファミリーには安全安心な場所、おだやかにお花見を楽しめます。お団子やお寿司など売店も充実。
この土曜日はいよいよ花見のピーク。朝は早起きして千鳥が淵にお出かけ。徒歩圏内に名所があるのは本当に嬉しいことです。朝早めだと人が少ないかと思いきや、6時台でもそこそこな人出。散歩する人、写真を撮る人など様々。でず~っと北の丸公園を散歩。ここも御苑のようにおだやかなピクニック花見が楽しめそうな場所です。
その後、今度は目黒川に移動。ここのお花見はまた独特です。川沿いの桜なので、立ち止まることは厳禁。ずっと歩きつつ沿道の売店やレストランに入ります。常連さんはマイアウトドアセットを持参して、カセットコンロにおでん系をセットして長居の構え。若いグループ(女子は森ガール系ファッション多し)に多いスタイルです。実は昨年初めてここの桜並木を見て大感動!それがきっかけで銀座→今の事務所に移転を決めた(?)のです。
そして昨日、これは花見目当てではなく、用事があって飯田橋駅方面に出かけたのですが、いつになく盛り上がっている神楽坂。嵐山並みの人出です。観光地みたい・・。この群れは飯田橋~市谷の土手に咲く桜目当ての人々。ルートとしては千鳥が淵→土手の桜→神楽坂でお茶、という絶好の流れ。用事ついでにお茶菓子も買いたかったのですが、ペコちゃん焼きなど名物菓子の店は1時間はかかろうかという長蛇の列。ちょっとコーヒーでも・・と思いつつ、これも難しそう。
たかが桜・されど桜。街は賑やかでとってもいい感じ。もうちょっと持ちそうな東京の桜。まだまだ花見は続きます。