最近女子会流行り。新聞では、可処分所得が男性を抜いた、とかその傾向はまるで中国と日本のGDPのような勢いだと新聞には書かれています。
で、その女子会企画を見るたびに、ふと感じるのが”まるで大奥”
大奥はもちろんお世継ぎつくりの巨大な女性の組織なわけですが、色んな本を読むと、色恋沙汰はその一部で、あとはおいしいもの、きれいなもの、楽しいこと、を極める時間と場所でもあった、と説明されています。以前、フジテレビでドラマが放映されていたときにも”美味でございます~”とのセリフが登場しましたが、あれもあながち大袈裟なことではないようです。
大奥に勤務する女性の処遇が高く、管理職はキャリアウーマンでもあったようですので、経済力を手にした女性が集まると(、オンナの戦いもあるかもしれませんが)やっぱり華やかで楽しくて、とちょっとときめくものがあります。で、男ヌキの世界もなかなか楽しそうです。漫画の原作をベースにした男女逆転の映画を見ましたが、やっぱり地味で楽しくなかったです・・。ちょっと無理があったかな。
最近は女子だけ優遇はおかしい!という声も一部あるようで、男子会なるものがあるようですが、これもなんだかなあ・・。
一昔前、いい年した女性だけで集まるのは、やや肩身が狭い、という感じがありましたが、いまやここ恵比寿・代官山といったデート最適オシャレエリアでも、カップル(死語?)を見かけることは少なくなりました。代わりに勢いがあるのはあらゆる女子の群れ!マクラーレンのバギーをおしているママの集団、ゆる系女子のカフェランチ、ブランドものを扱っているショップエリアでは、リッチ系母娘の買い物、キャリア組のビジネスランチ。で大体みんなかわいくキレイ。
このままだと、ますます結婚しなさそう(する必要はないでしょう、少なくとも)。制限があって女性だけで過ごした大奥から、自分の意思で女子会を選ぶ昨今。時代は変われど女は強し!