福島の原発問題に絡んで、うがい薬が売り切れた、うがい薬を飲まないでください!とテレビで呼びかけているのをみていて、ヨウ素と甲状腺の関係を実感した今年。
スパのトリートメントに”タラソラップ”というのがあります。もともとはフランスのブルターニュ地方で行われていて世界中に広がったタラソテラピーのトリートメントです。海洋成分の多く含まれたパック剤で体を包み、ヒートマットで温めて発汗を促します。とっても多く汗が出て、筋肉疲労もスッキリ!私はこれが大好きなので、迷わずプランに入れました。解毒効果が高いので、デトックスプログラムには間違いなく入っています。
で、このとリートメントを行う際、というか、海洋成分が豊富に含まれている商材を使う場合、重要注意事項として書かれているのが”甲状腺に何等かの問題を抱えたゲストには決して使用してはいけない”というものです。スパのトリートメントでもっとも大切な禁忌事項です。
もちろん周知徹底しつつも、どこか身近に感じなかった点なのですが、この春、”ヨウ素””甲状腺”という言葉が一般的になり、そうだったんだ~と実感。私の中で一つになった瞬間でした。
加えて、先週、お料理試食中に奈弥さんに聞いたこと。被ばくした患者さんの治療にあたったドクター(長崎の方)の勉強会に出席したところ、お米を炊く際に、昆布をひたしておくといい、とのお話があったそうです。酢飯を炊くときにいつも行うことですが、味のためだけでなく、今年はヨウ素に注目なのね。なので、今年の軽井沢での玄米ご飯は、昆布にひたして常温で置く、というプロセスが加わりました。調理スタッフはしっかりメモを取っていました。
そもそも我が家は、こんぶとかワカメなど海産物がよく食卓に乗ります。私は水で戻すものが大好きなので、まあ、これ以上はいいのかなあ、と思いつつ、日高昆布を購入しました。