すでに東京の新名所となった感のある蔦屋書店。ほとんど毎日寄ってます。日によっては、朝寄って夕方また寄ってしまうことも。蔦屋書店だけではなく、カフェ&レストランのIvyPlaceでランチして、ライカを覗いてカタログをいただいて帰ることも。
スターバックスが7時から空いているので、早めに家を出て、ここで仕事(朝から一息?)入れてから事務所に顔を出すこともあります。 普通の本屋さんとレイアウトがかなり違うので、最初は戸惑うことも多かったのですが、慣れてしまうと、とても探しやすい場所に本や雑誌が置かれているので、ついつい”大人買い”してしまって、重たい本を抱えて帰ることも珍しくありません。
ここの良さは、本の選択も並べ方もちゃんと”編集”されていることなのです。なかなかできることじゃありません。 いつもはスタバで気になる本をチェック、余裕のある日は、2階のAnjinでゆったり過ごし、最後に1階に戻って、資料になりそうなものを買って帰る、というのが私のいつもの流れです。
が、最近は新たな楽しみを発見しました。実はCDもすごい。私はあまり詳しい方ではないので、CDショップに行くと、目立つところに並べてあるのを数枚視聴して、いいな、と思ったものを数枚買って帰る、というタイプです。そんな感じなので、CDを”レンタルする”という発想が無かったのですが、シールを発見しました。”これはレンタルではありません””これは販売用ではありません”なるほど、レンタルもあったのね!しかもアイドル系じゃないジャンルで。 早速スタッフの方に、”CDレンタルしたいのですが、見立ててもらえますか?”とお願いし、”楽器系のジャズで、静かな夜に向くようなもの”で探していただきました。それはピアノトリオがいいでしょうね、とおっしゃりつつ、あっと言う間に5枚をセレクト。ビル・エバンスが2枚入っていました。(やっぱりね)
つつっと棚の横を通ったら、やっぱりありました。ドビュッシーコーナー。しかも同じ曲を異なるアーティストが演奏しているCDがズラリ。”今年は生誕150年、今年ならではの聴き比べ”とPOPがありました。う~ん、しっかりツボを押さえている!こういうことができるのは蔦屋ならでは。ここが出来て、本当に私の毎日は豊かになりました! 5枚借りて、レンタル不可のCDを1枚買ったら、旧作DVDを2枚無料で!というクーポンが精算機から出てきました。いやはやすごいサービス。かくして私のようにハマる人が出てくるわけですね。
ところでっ!蔦屋書店といえば気になることが一つ。立ち読み(座り読み?)する人があまりに多く、売上大丈夫かな~との不安。特にクリエーター風の人が目立ちます。スタバのコーヒー1杯で2~3時間は当たり前。棚から手当り次第資料と思われる本を持ってきては、写真を撮りまくっている人たち。あの~ここは本屋であって図書館じゃないんですよ~。お仕事で使うものはちゃんと買いましょうね。知的所有権大切よ。(アナタもいつかは本を出すかもしれないでしょ?)この心地いいスペース、絶対に無くなってほしくない!ということで今日もせっせと蔦屋書店に通いつつ、ささやかな売上貢献する私でした。