屋久島では、サンカラホテル&スパ屋久島に滞在しました。このホテルの素晴らしさも、屋久島の印象を一層良いものにしてくれました。
今回、アウトドア的な旅になると思っていたので、ホテルは、広めの部屋とマッサージが受けられることをメインに選びました。泊まってみると、お食事もサービスも素晴らしく、こちらのお料理をいただくだけでも、泊まる価値ありだと思いました。
ホテルに到着すると、眼の前に、プールと海と空が広がります。滞在中、この景色を何度も見て過ごすのですが、これだけでも気持ちが晴れやかになります。プールで泳がなくても、パラソルの下で本を読んだり、お茶を飲んだりして、優雅な時間を楽しめます。ラウンジに置かれた本は、一冊一冊が厳選されている印象を受けます。
お料理は、ayanaというカジュアルなレストランとokasという本格的なフレンチの2軒がある、と案内されるのですが、カジュアルと言われたayanaでも他のホテルなら、十分にメインダイニングで通用するレベルです。驚いたのは、”毎日変わる”ことです。朝も晩も。居心地の良いリゾートホテルに連泊する際、残念ながら食事が変わらず飽きてしまうことも珍しくありません。正直言って、少し不安だったのですが、日々変わることは嬉しい驚きでした。しかもどれも美味しい!
ayanaのお食事が素晴らしかったので、okasはどうなるんだろう?と思ってワクワクしながら待ちました。ここは本当に贅沢なシェフズテーブル形式のレストランでした。目の前で調理され、丁寧な説明がありました。このやりとりが、お料理をいただく時間を、より充実したものにしてくれます。次から次に出てくる屋久島の地元食材。野趣あふれる野菜や野草も、洗練された一品に変わります。素晴らしいシェフがいれば、東京がつまらなく思えるほど、地方の魅力を引き出すものなのだ、と感銘しきりでした。
滞在中、もちろんスパも受けました。ハーブボウルを使った、タイ生まれのトリートメントです。チェックアウトの朝、車でゲートを出たら、可愛らしいユニフォームを着たスパのセラピストが、見送ってくれました。
レストランはもちろん、コンシェルジュ、セラピストとスタッフ全員がホスピタリティに満ち溢れていたこのホテル。”また屋久島に来てくださいね”と、空港で見送ってくれました。また行きます!