この間のマネジャー合宿で、”きれいな日本語を使うにはどうしたら?”というテーマで話し合いました。私の提案は”美しい日本語で書かれた本を読む”でした。
その気分で本屋さんに行き、目に入ってきたのがこの本。清少納言のことを書いた本ですが、カバーからして、とってもガーリー。ソフィア・コッポラのマリーアントワネットのようです。
読んでみると、まるで平安時代にタイムスリップしたような描写力!光圀伝といい、内面を書いていく筆力がすごいです。
その描写力のおかげで、とっても優雅な気分に浸れました。それにしても、色ごとに知性やセンスを求めまくっていたこの時代ってある意味すごいです。全ての知力を恋愛に捧げている感じ。このこだわりが、日本の美意識やお・も・て・な・しにつながっているのかも。