暑いです・・・本当に暑いです。
こんな夏は、スーツを着なくていい生活にひたすら感謝です。思えば、社会人になってから10年あまり、猛暑の中スーツで駆け回り、クリーニングから戻っても汗の匂いが抜けず、オシャカにしたスーツは数知れず、本当に憂鬱な季節でした。
さて、スーツはほとんど着用しなくなったものの、ちゃんとした服を着る機会もゼロではありません。そんなとき、頼りになるのは”洗える”服です。
このドレッシーなワンピース。シルクでなくポリエステル。ネットに入れて洗濯機でジャブジャブ。あっという間に乾きます。こんなにドレープが入っていても、アイロンをかける必要もありません。最初は、こわごわ洗っていたのですが、最近では、容赦なし(笑)です。
そして、何と着物も洗えます!
この訪問着の裾模様は手書き。これも洗っても大丈夫。
単衣に絽、どうしても汗やファンデが襟元についてしまうのですが、それもジャブジャブ。とっても気持ち良く着ることができます。
お洋服は”kayme” 、着物は”英”のものですが、この2つのブランドの秘密は、職人さんにあります。日本の熟練した縫製職人の手によるもの。kaymeは伸びる糸を使って縫製するので、ストレッチの伸びが違いますし、英は男仕立てといって、足で伸ばしながら手で縫っていくという技。なので、洗ってもヨレやツレが全くありません。
洗えるといっても、ヨレヨレで使えなくなっては意味が無いですからね。
シルクにはシルクの、麻には麻の良さがあるものの、洗えて+すぐに乾いて+アイロン無しで着れる良さに、ついつい手が伸びてしまいます。もちろん、デザインもとっても素敵なのですが、着心地がいい、お手入れがしやすい、ということの価値を実感させてくれる2つのブランド。
日本の職人技、本当にすごいです!