今週号の週刊ダイヤモンドは、”プロが選ぶベストホテル”。
パラパラと読んでいたら、大阪のALL THAT SPA OSAKAを発見!(あーびっくりした・・)ホテルランキングとは別の、仕事に遊びに使えるホテル”SPA & Pool"のページに掲載されていました。
リゾートホテルのページには、昨年開業した軽井沢プリンスホテルのヴィラも紹介されています。この企画が持ち上がったのは、まだまだ景気回復の兆しが見えない時期でしたが、昨年の開業以降、連日満室の大人気。この開業で、軽井沢そのものに変化が起きた、という記事は、嬉しい限りです。
今回の特集、ホテルのランキングに留まらず、ホテル業界の地殻変動についても、具体例を挙げて取材されています。高稼働に湧く業界ではありますが、その前から戦略を立てて、準備していたプレーヤーが快進撃を続けている、という状況が良く理解できます。
ホテル好きとしての私の期待は、高級ホテルはもっとサービスに磨きをかけ、地方のホテルはもっと底上げを、という2点です。特に、外資の進出が目立つ都市部は、中ランクのホテルもレベルアップしていますが、地方はまだ時間が止まったようだ、と思うほど選択肢がありません。インバウンド需要で投資マネーが流入するこの機会に、観光資源を持つ中核地方都市にも、新しい風が吹くといいな、と感じます。
今年のビッグニュースは、伊勢志摩にアマンが開業することが正式発表されたことです。せきねきょうこさんが太鼓判を押されているとのこと、とっても期待できます。立地的に、ヘリポートを使っての移動になると思いますが、地方リゾートにとって、ヘリという交通手段はとても大きな意味を持っています。個人的には、京都アマンより、伊勢志摩のアマンの方が、興味ありです。伊勢神宮、英虞湾、温泉という日本の素晴らしさを、日本人自身も、再発見する機会になると思います。
インバウンドという風で、日本再発見の機運が高まっているのも、素敵なことです。これから、観光業・ホテル業は、益々ワクワクするお仕事になります!