世界中の素敵なアイテムが集まる、メゾンオブジェが、東京で開催されました!
骨折でどうかな、と思っていましたが、順調に回復しつつあるので、最終日に行ってきました。
高島屋の催事スペースでの開催、どうなるんだろう?と思っていましたが、コンパクトながらも上質な設えになっていて、しばしフランスにいる気分。
メゾンオブジェは、ライフスタイル全般を扱う展示会で、ここで素敵なものが出品され、バイヤーや素敵な商品を探しにいきます。フランクフルトのメッセもありますが、こちらの方が、デザイン志向が強い印象を受けています。
日本からの出品は、ジェトロが支援していて、数々の名品が、メゾンオブジェから世界デビューしています。能作さんの錫製品もその一つです。
今回の展示は、デザインアワードを受賞したアイテムを展示したり、わかりやすくゾーニングしていたり、一般のお客さんを楽しませる仕掛けになっていました。椅子の名品をずらりと見ることが出来るのは、ここならでは。
フランスの展示会場(いつもの場所)では、広々した展示スペースに加え、商談スペースがあります。そこには、実際に展示されているアイテムを購入したい流通関係者、建築関係者、デザイナー、それにホテルや飲食店のオーナーや開発担当者がやってきて、実際の商談をじっくりやっています。商談スペースといっても、まさにこの写真のような空間で、デザイン談義をしながら盛り上がっています。
ここまで展示の完成度が高いと、”これがいい!””このままホテルにしたい!”と考えるのも当然のことで、実際に、ここの展示からインスピレーションを得て、空間を作る場合もあるそうです。
数年前は、フランスへの出張とこの開催時期が重なり、パリに集合していた友人たちと、お祭り騒ぎで出かけました。いつもは、安全重視でランチ中心に過ごすパリも、大人数で色んなレストランでディナーできて、本当に楽しかった!そんなメゾンオブジェツアーも今は昔、寂しいなあ、と思っていたところに、今回の開催のお知らせ。まさに、"這ってでも行こう”と思ったわけです(笑)。
日本での開催に尽力し、プロデュースした人も、この素敵な設営を手掛けた人も、私の素敵な女友達。コロナで何から何まで大変だったと思うのですが、こんな時期だからこそ、これだけの展示を実現できたこと、本当に素晴らしいと思います。今度会ったら、心から”おめでとう!”を言いたい。