今年は、友人・知人の年を重ねたお祝いの多い年でした。今年本当にお祝いの方もいれば、コロナで集まることのできなかった分を今年に、という会もあったりして、大賑わい。
こういう機会には、普段お目にかからない大先輩方とお話する機会も多く、学ぶことたくさん。
私が感じるのは、人生は平等で公平だ、ということです。
生まれる環境はそれぞれ、出会う人もそれぞれ。幸せそうに暮らしている人を、羨む人もいれば、自分の人生は理由も無く不運だったと憤る人もいます。
私が大好きな先輩たち。友人知人に囲まれて、お子さんやお孫さんもいて、何不自由なく暮らしている、ように見える人。でも、実際には、良いことばかりの人生ではありません。長い付き合いになると、プライベートを知る機会もありますが、パートナーの問題、お子さんの受験や仕事の問題、仕事の浮き沈み、友人知人の裏切り、などなど、テレビドラマになりそうな人生を経てきている方もいます。(実際になった例もあるし)
それでも、70代、80代と笑顔で元気に過ごしておられる姿には、勇気をもらえます。
人生を分けるポイントは、些細なことだったりします。ちょっとした選択、ちょっとした気分転換、ちょっとした勇気。その積み重ねが人生を変えていくんだなあ、と感じることが多いです。
お世話になった方が、アンハッピーな状態になっているのを見たり、コンタクトが取れない状態になっているのは寂しいことでもあります。
色々あれど、誠実であることは、幸せになる基本のような気がします。これは本当に深くて、人から多くのものを奪う習性がある人は、短期間で見ると成功しているように見えても、長い目で見ると本当に悲惨です。経済的にうまく回らなくなることもあれば、経済的には成り立っていても、たまらなく孤独な状態になっていることなど。
共通しているのは、年を重ねても良い状態にある方は、文字通り、”心身ともに健やか”です。健やかであることは、自分のためでもあり、周囲のためでもある。清潔感があり、笑顔で人と接する人生の先輩は素敵です。
エネルギーをもらい、そして学ぶために、ご一緒させていただける機会を増やしたいと願っています。