富山の宇奈月温泉に行ってきました。北陸は、この時期が一番食材豊富。蟹をはじめ海産物が美味そのもの!北陸新幹線の開業で、富山から黒部宇奈月温泉までは一駅。かつて秘境と呼ばれた場所ですが、とっても便利に行けるようになりました。ピーカンの東京を出発し、長野を過ぎたあたりから景色が一変します。トンネルを抜けるとそこは一面の銀世界。
ちなみに、ここ数年の変化としては、東京からスキー道具を持って乗り込む外国人が増えたことです。その方たちの多くが長野や上越妙高で降りていきます。開業したころ、あまりにガラガラで成り立つか?などと言われた北陸新幹線、様変わりです。
今回の行き先は、宇奈月温泉の延楽さんです。実はこちらで、ALL THAT SPAのバスアメニティを使ってくださっているので、いつか訪問したいと思っていたのですが、冬の時期はかなり込み合っており、なかなか伺えずにいました。元旦に起きた能登半島の地震の影響で、富山のお宿のキャンセルが多いという報道を見て、これは行かねば!と勝手応援宿泊に駆けつけた次第です。
黒部宇奈月温泉の駅を降りると、”延楽”の旗を持った方がお迎えに来てくださっています。ここから送迎バスで20分ほど。道は綺麗に除雪されていて、普通のスピードでぐんぐん進みます。この除雪、宿の前まできちんとされていて素晴らしい。
ちょこっとご挨拶して客室へ。目の前は水墨画のような渓谷の景色が広がってます。
さっそくお風呂に向かいます。こちらには男女別の大浴場に加え、露天風呂が2つあります。こちらは3階の方のお風呂。冷たい風が気持ち良く、のぼせることなく長い時間入っていられます。(極楽である)ちなみに、こちらにはガラス窓があるわけじゃなくて、フルオープンエアです。
そしてお楽しみの夕食、富山の海の幸、最高!!
何度も露天風呂と客室を往復し、温泉を堪能しました。
宇奈月温泉では、被災地の方々の2次避難場所に指定され、ちょうどこの日から他のお宿で受け入れが始まったようでした。もともと、大型旅館が多い地域で、やや団体向きのお宿のリニューアルも進んでいますが、こういう場合には大型旅館が便利な面もあるんだな、と感じます。この心地良いお湯で、まずは一息ついて欲しいです。
北陸の観光支援策として、北陸新幹線延伸の日(3月16日)から、北陸応援割が始まります。とってもお得なので、またその時期に、北陸旅に出かけてみたいと思っています。