そろそろ涼しくなってきたので、衣替えをしました。といっても、ほとんどクローゼットに下げてあるだけなので、衣装ケースの中を整理するだけなのですが。
実を言うと私は元来ひどい面倒くさがりで、仕事をしていなければ着たきりすずめでも全然平気なんだと思います。着道楽の母に3人姉妹の末娘で、お下がりも新品も山のように服がある、という子供時代でしたが、幼稚園の制服を小学校2年生まで来ていた(しかもほぼ毎日)、という変わり者でしたし。
とはいえ、服も一つのマナーですので、仕事をするうちは、それなりに場に合わせるよう努力しています。なので、仕事の内容や生活が変わるとワードローブも大きく変わります。仕事を始めたころは、スーツ一辺倒。この頃、まだドレスコードが結構厳しかったことと(カジュアルデーとか無いし)コンサルタントという仕事柄、堅く見えた方がいかな、という面もあり、とにかくとにかくスーツのみ。休日カジュアルに困ってしまう、というオヤジ並みのパターンでした。
その後、ちょっと柔らかくしたり堅くしたりを経た後、ホテルに関する仕事をすることになり、ウィンザーの頃は、”自主制服”で、ユニフォームっぽい黒のスーツ(スカート)を揃えました。ちょっとずつデザインと厚みが異なるものを数セット用意し、ホテルのランドリーに出していたので(ホテルに住んでいたため)これ以外の服はほとんど必要無く、すっきりしたものでした。よほど忙しかったのか、この頃のウェストはかなり細めでした。
シーガイアの仕事は、立場はやや異なるものの、やはりスーツで通しました。来客もご案内も多かったため、いつでもスタンバイする必要があったためです。
で、東京に戻ってきて、今の仕事を始めるにあたり、ゆるゆると自由な服装になってきて、本当にラクチンです。服装は不思議なもので、スーツだと入りづらかったところもひょいひょい入っていけます。スーツを着ていると”仕事・視察”という印象を与えがちなので、あまり思うようにあちこち入りにくい面があるので、ちょっと窮屈だったのです。
ぶらぶらと街を歩き、お茶・お菓子・雑貨と好きなものをちょこちょこ試していきます。スパに置いてある小物なんかも、こうやって見つけました。秋・冬の服をどんな感じにしようかなあ、などと考え、最近はちょっと服を考えるのが楽しい>面倒になってきました。