梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

年末の片づけ

年末になるとなぜか大掃除、ということで、片づけ方法や大掃除グッズの特集の記事や番組を見ることが多くなりました。今年は秋にかなりの整理をしたので、整理というより清掃をすればいいかな、という平和な年の瀬になりました。

それにしても、物ってどうしてこう増えるんだろう・・。秋の片づけの折に、大量のスティックノリだのカッターナイフだの軍手だのが出てきたので、とにかくまず”買わない”ことを考えるようになりました。TVを見ていても、お掃除道具が出てくるのは良いのですが、使ったらどこに収納するの？？というタイプのものも多く登場し、これって新たなゴミになってしまう、と思うと、ホームセンターにいっても、いまひとつ手が伸びませんでした。

片づけをしていると、ふと自分の”キャパ”に気付かされることがあります。結局使わなかったもの、結局読まなかったものが大量に出てくる一方で、狭い領域での超ヘビーローテーション（服も同様）、う～ん、やっぱり手が届く範囲とかささっと出てくるものしか使わないってことね・・。

定期的に見直すとか入れ替えるなどしないと、いま持っているものですら使いきれそうにない・・。来年はもう一段物を減らしたいと思っています。

 

佐野元春

音楽も小説も、あまりジャンルを問わず楽しむ私ですが、好みを問われれば、ミュージシャンであれば佐野元春と答えます。

佐野元春は最近はあまり聴かないのですが、高校生の頃に大好きでした。SOMEDAYという歌の歌詞に”タイクツな大人にはなりたくないんだ”というのがあって、それはもう何十年も私の心に強いこだわりとして残っています。今でもふと”自分はタイクツな大人になりさがってはいないか？”と自問自答します。

私は高校生の頃、学校の先生が大嫌いでした。登校拒否にはならなかったものの、”生活のために仕方なく教職をとった”というタイプの教師の授業はほぼ丸々寝ていましたし、あまりに頭に来たとき、教師を殴ったこともあります。（一応数日間は学校をお休みすることとなりました）この件、内輪で済んだと思っていましたが、のち、教育実習で母校に帰った際、生徒たちに”先生は生徒だったころ、先生を殴ったって本当ですか？”と授業中に質問され、周知の事実だったことを改めて知りました・・。

私にとって、高校生の頃の青さをどこまで保っていられるか？というのはとても大切なことです。何より大事な価値観かもしれません。自分でいろいろ考えるに、それは”誠実で真摯である”ということです。人間誰だってダレてしまうこともある、綺麗ごとで済まされないこともあるかもしれません。でも、それでもやっぱり、自分のやることにはある程度誇りを持ちたい、と思うのです。わけもなく威張りたくもないし、権威にまかれたくもない。自分なりの楽しさ、周囲に対する誠意があれば、”タイクツな大人”ではないよね、と思います。

私が嫌いだった教師は、マニュアル通りの授業でちっとも面白くない、自分で何の努力もしていないのに、生徒に従順を求めるタイプでした。権威に守られた人、教師や上司は、その立場だけで、一定の時間・場所に人を拘束することができますし、指示を出すこともできます。その意味のない拘束が、本当に私には苦痛でした。

仕事で経験や年齢重ねて、指導、指示をする機会を与えられるようになり、何年にもなります。だから改めて思うのです。”タイクツな大人になっていないか？”と。

社外活動

現在の会社を設立してから、大半はスパ関係のお仕事をしていますが、ご縁があれば、社外活動も継続して行っています。

ジャンルもさまざまで、観光や地域振興に関する政府の座談会や審議会、NPOの方たちの会合の講師、企業のアドバイザーやプロジェクトのコンサルティング、社会人向けビジネススクールの講師などなど。マーケティング、起業、女性のお仕事、環境、健康などが多いのですが、中にはがっちり企業戦略、というものもあります。

大抵は、知人やそのご紹介の方からのご依頼ですが、本業があることと、好きなことをしたくて会社を作ったわけなので、あまり気乗りのしないことや準備に時間がかかりすぎるものはお断りすることもあります。（でも大体は、私の状況を知ってのご依頼なので、あまり外すことはありません。）

講演を引き受けてしまってから、”あ～準備が大変”とか、直前になって会社のアポが多く入ったりで忙しくなってしまい、思わず後悔してしまうこともあります・・。でもやってみると、ご縁が広がったり、その準備を通じて自分自身も勉強になったり、とプラスになることの方が多いので、お声がかかると、すぐ”いいですよ！”と言ってしまうのです。

アドバイザーと言っても、私自身関わることには成果を求めてしまうので、けっこうドップリ入っています。コンサルティングどほぼ同様の時間の使い方をすることもありますし、クライアントの担当者に、厳しいことを申し上げることも多々あります。そして、その夜う～んと考えます。”では自分の会社はどうなんだ！？”

クライアントはそれなりの規模・実績のある会社ですので、小さな組織であるウェルネス・アリーナとは雲泥の差があります。でも、社員教育、意思決定の仕組み、活動の評価などは、規模に関係なくできること。労務・法務・財務などは、小さくともちゃんと外の専門家に入ってもらって取り組んでいるつもりですが、それでも、気づかされることは多々あります。

良き出会いの場、良き学びの場として、マイペースで社外活動を続けていくつもりです。

 

 

電子書籍と紙書籍

i-Pad購入後、話題の電子書籍（雑誌？）もお試し中です。でも、元来雑誌好き本好きの私にとっては、やや違和感が。現在のところ、雑誌の斜め読みおよび軽めの漫画は電子書籍。写真がうんと綺麗な雑誌や小説は紙で、の使い分けをしています。

最近、都心も大型の本屋さんが増えました。私は西新宿のコクーンビルの中にある本屋さん（名前を忘れました・・）やジュンク堂を愛用しています。品揃えが良くて、車で行かないと運べないほどの大量購入になることもしばしば。買って帰ったら、家事そっちのけで、黙々と読みふけります。

出版不況などと言われますが、本当にそうかな？とやや疑問。ネットで全てそろえられる人って、話題作中心に読むか、とても詳しくて読みたい本がはっきりしている人のどちらかだと思います。私はといえば、あまり一貫性がなくて、方向性も定かでなくて、思いついたものをポイポイ、という典型的な雑読派。、本屋さんで目に飛び込んでくる情報に胸ときめかせ、”おっこれもいいな～”と思いつつ、新しいジャンルにチャレンジします。

前は本屋さんでの買い物って本当に大変だった・・。品揃えは悪いし、品揃えがいいところは、レイアウトが不親切。ふ~ふ~言って抱えては階段を上り下りしての重労働。これでは百年の恋も冷めます・・。でも今は、カートまであるし・・（新宿の本屋さん）座って読めるスペースもあったりで、とってもくつろげます。

電子書籍と紙、うまく共存してくれて、いい本いい小説との出会いが増えるといいなあと思います。

クリスマス気分

寒いような暖かいような不思議な天気の師走。この時期になると、ふわもこ、キラキラが何となく恋しく可愛らしく感じます。事務所にもツリーを飾り、スリッパを冬仕様に新調しました。

 
 

Windows7

長いこと使っていたPCの調子が悪くなり、意を決して家電量販店に出かけました。というのも、新しいPCということはWindows 7それって今のXPと随分違うらしいし、今買い換えて大丈夫だろうか？？と悩んでいたからです。そうこうしているうちに、手持ちのPCはますますスローに。メールチェックもままならなくなり、もう迷ってはいられない！

正直言ってかなり画面も違う・・オフィスも、ロゴがちゃらくなっていて違和感あり・・。ということで、私としては初めて”パソコンマニュアル雑誌”を買いました。まあでも、慣れてしまえばどうということもなく、今のところは順調です。

これまで、家電量販店のパソコン売り場なんて、混んでてオタクの気配がして、とあまり寄り付きたい場所ではなかったのですが、アップルストアでやや免疫もできたので、空いている時間を狙って、山のような質問をしつつの購入でした。（そういう意味で、私の様なタイプは、ネット通販より店頭のほうがいいかも）

で、驚いたのが、今のパソコンの機能の良さです。メモリー数は一気に増えているし、画面はキレイだし、おまけに”結局後付だと高い”オフィスが、パワポもついた新製品のHome and Businessなるものが登場し、それを付けても以前の価格の半分程度。う～ん、すごいなあ・・。

ちなみに、心配していた７の速さも使い勝手も良好です。新しいPCを買ったその日に、知り合いに”新しいPCを買ったけどまだ慣れない・・”と話していたら、”自分はビスタを買ってひどい目にあった、マイコロソフトってさあ、とひとしきり被害者談義に花が咲きました。

悶々と悩み続けた新パソコン導入もようやく落ち着き、未知の世界（新しいボタンとか・・）におずおずと入りつつあります。

 

 

 

 

オリジナル商品

業務用に作ったものを、商品化してほしいとのリクエストを多く受けているのですが、無精者でなかなか進みません。プレッシャーを受け、何とか作ったのがボディウィッシュ、クリームとハーブティーの3品。来年はもうちょっと進めてみたいと思います。

オンライン販売もやって～との声にもまだ答えられていません・・。これも来年の宿題です。ギフトセットを作るとどうかなあ、と思って、ギフトセットを作ってみました。

 

ボーンチャイナ＆アロマキャンドル

私は大のアロマキャンドル好き。自宅でも事務所でも、気が向くと色んなキャンドルに火を灯して、いい香りの中、お手紙書いたり、パソコンに向かったりしています。最近のお気に入りは、軽井沢や恵比寿でも使っている、マッサージもできるアロマキャンドルである、ラグジュアリーアロマ、という商品。シアバターやホホバオイルがたっぷり配合されていて、手にのばすと本当にしっとり。この冬は乾燥知らずです。99%以上オーガニックであるという点も安心です。

もう一つのお気に入りが、ボーンチャイナとアロマキャンドルの融合です。私が知る限り、世界で初めての試みではないかと思います。ガラスや缶に入っていることの多いアロマキャンドルですが、缶は手軽だけどやや優雅さに欠けます。一方で、ガラスは綺麗なのですが、減る様子が横から見えるとちょっと興ざめ。とそれぞれやや難ありでした。

ボーンチャイナはもちろん上質な食器の代名詞なわけですが、透光性に優れており、ランプなども作られているとのことです。（特注品で結構高い・・）で、これを試しにキャンドルにしてみました、との新商品。これがとっても綺麗！小ぶりのティーカップにお茶の香りのキャンドルが入っています。火を灯す前もなんとも言えず可愛らしいのですが、火を灯してみると、カップからほのかな明かりがもれているのがわかります。

自分用とプレゼント用にいくつも買い込みました。銀座から抱えて帰るのはちょっと重かったけど。鳴海製陶のショップであるDIECI　GINZA（交詢社ビルの3階）で購入できます。