やっと晴れたGW後半の今日、都内の新緑を眺めようとお出かけしました。
まずは新宿御苑に向かいます。広々とした都会のオアシス。桜の時期は大賑わいなのですが、今日はベンチで読書をする人もいるほどのんびり。つつじが満開でした。神楽坂から歩いてきて、ちょっとのどが渇いたので、お抹茶をいただきつつ一息。次に向かうは明治神宮。千駄ヶ谷を抜けてずっとてくてく。平日は車も多くて、人もいっぱいの道ですが、今日は本当にのどか。明治神宮の木立を抜けて、本殿に向かいます。今日は子供の日なので、子供向けのイベントも行われていました。そこで遭遇したのが、神主さんの装束を身に着けた人の列。きっと今日は特別なんですね。整然と進む列は何だかカッコいい!
さて、この明治神宮の木立。いつごろからあるのかなあ、と話しつつ歩いていたら、謎が解けました。原宿側の道に、この神宮の由来が。明治天皇崩御を受けて、大正時代に造営されたものだそうです。その折、全国から木々の苗が寄せられ、青年奉仕隊が結成されて、一つ一つ苗木が植えられたとのことでした。子供たちが貯金して苗を買い、それを青年団が運んで植える様子などの記録写真が紹介されていました。今年で約90年だそうです。
そしてこの森は、若き造園家によって未来を見据えて植栽計画が立案されたもの。欧州で造園学を学び、帰国後この大事業に抜擢されたとのこと。こういった若手の登用は明治時代の方が進んでいたのかも。日ごろ何気なく目にしていた明治神宮ですが、こういった成り立ちを知ると、森への想いも変わってきます。まだまだ貧しかった当時の日本。相次ぐ戦争で、中断の可能性もあったようですが、多くの人の力でこの森は誕生したことを知ると、もっと来てみようと思うようになります。
さて、当初予定はここまでだったのですが、せっかくなので(?)原宿に新しくできた東急プラザに行ってみることに。確かにかなり混み合っていましたら、スターバックスにはまだ余裕が。ここは本当に素敵です!いつものスタバメニューに加えて、プレートランチもあります。サラダプレート+パン、とかサンドイッチなどですが、十分に楽しめます。
ここで終わりにしようかと思いましたが、さらに勇気を出して(?)ヒカリエに行ってみることに。ここはすさまじいことになっていました。この人ごみでちょっと森パワー減退です。
ということで、神楽坂→新宿御苑→明治神宮→原宿→渋谷とめぐった今日一日。(帰りは電車です)ビルの中もうろうろしたので、15KMぐらいになったでしょうか。