今回のコロナ騒ぎで、デジタルの重要性が一層増しました。
お買い物もオンライン、勉強や打ち合わせもオンライン、そしてヨガもオンライン、だんだんロボットになった気がしてきます。
私の最初の職場である、コンサルティング会社にマックが入ってきたとき、”Hello!"と可愛らしく登場するこのマシンは、理科系の限られた(しかも頭のいい)一部のスタッフのためのものでした。皆、深夜まで嬉しそうに作業して(遊んで?)いました。
その時、代表だった堀さんがやってきて、”こういうのに対応するコンサルになるか、逆になるか考えている”と声をかけてこられました。分析の嵐が待っていた若手は、HPの高度な電卓から、PCに移行するメリットしか考えられなかったので、その言葉を聞いて、選択肢がある人っていいなあ、と素直に感動したのを覚えています。
が、今や選択肢なんかありません。あるのは、どこまで付いていけるか。そして、機械を開発する人が、どこまでフレンドリーなものを作ってくれるか、だと思います。
パソコンやスマホだけじゃなくて、掃除機も洗濯機も、そして車も、デジタルガジェットと化してきていますし、どれもこれも繋がりたがっているので、エアコンひとつとってもスマホですか?と言いたくなります。(今、買い替えのカタログを見ているところ)
もともと私は、あまりこういう機器類が得意ではなく、できれば避けたい、使いたくない、というタイプです。が、周囲もそういうタイプなので、このまま使わないでいると、シーラカンスになってしまう!と思って、たまに発奮します。たとえば、スマホ。iPhoneを使い始めたとき、友人のサロンで見せたら、なぜかそこからシニア層に大ブームになりました。えっ私ってトレンドセッター?と浮かれていたら、後になって、”貴子さんでも使えるなら、できるかも~、と思った”と何とも失礼な反応。今や、皆さまのほうが、LINEを使いまくっていて、本当に驚きます。最高齢は90代。
スマホだけじゃなく、パソコンも決して得意ではなく、かつ、このところ、Windowsが勝手にアップデートするという由々しき事態に右往左往。が、会社もみなパソコン弱すぎ。というか、パソコン得意な人ほどなぜか退職してしまい、私に質問してくる始末。えっこれって超危険じゃない???
が、ここで諦めるわけにもいかず、教えてくれて・直してくれるところを探して、せっせと通っています。私のように、あっちこっちで仕事したいと思えば、クラウドを最大限に活用するしかないし、ZOOMもできるだけ使った方が良いので。
とはいえ、デジタル強めのひと、やってこないかなあ、と願う気持ちに変わりはありません。デジタル化についていくしかない、今の世の中。この種のことに強い人は、大ヒーローです。