コロナ禍にあっても、お茶会を続けてくださっているご亭主。
少人数で、とっても静かで、場所を移動するたびに全員で手指消毒。小池都知事が、”マスクをして会食して楽しいですかねえ”と昨年発言していましたが、それでも集まりたいから、皆努力するんですよ。
こういう無責任な政治家やコメンテータの発言をテレビで見ると、気分が良くないので、こういう時間は最低限にします。
気分を変えて、心づくしのお席に向かうワクワク気分。
この春は、「勧進帳」と「桜」
こういうお席だと、煙草盆もかっこいい!ちなみに、これは三味線の胴の部分を見立てたものだそうです。
そして桜!
待合から入ると、紅白の幕!野点の趣向だそうです。
お点前も麗しい・・。
風が強くて、設営も維持も大変な日だったと思うのですが、それだけにお心配りを感じたお席。
こういう野点の席だと、和歌を詠むお遊びがあったであろう、という設え。
予想を超えた素敵なお席で、その引き出しの豊富さにも、ご準備へのお気遣いにも本当に感動。
こういう時期だからこそ、もてなしの気持ちの詰まったご趣向には、感謝の言葉しかありません。
スパに来てくださるゲストにも、こういうもてなし&趣向を提供できたらなあ、としみじみ。