コロナ禍の影響を受け、ライフスタイルもお仕事も変化の時を迎えてます。
そんな中、米国の労働統計局が、雇用予測を発表しました。雇用者数の見込みと業種別のトレンドが含まれています。それをグラフィックにしたのがこちら。
線より上のカテゴリーが成長業種、下のカテゴリーが衰退業種です。
ざっくり言うと、ヘルスケア、それもホームヘルスやパーソナルヘルスが、成長率の点でも雇用者数の点でも圧倒的。健康関連、圧倒的です。
衰退業種の代表格は、エグゼクティブセクレタリー、諸々アシスタント。ITで代替できちゃいますからね。
いまだ日本では、こういった”事務補助職”の人気が高く、”事務職ならあるだろう”的な発言もよく耳にします。欧米ではこのトレンドが明確でも、ITが遅れていて、男女の仕事の区別がいまだに存在する日本では、起きないかも、などと言われていました。が、コロナで一気に加速しそうです。
あちこちの会社で聞くのが、”秘書いらなかった”説。リモートワークと言われつつも、出勤せざるを得ない社員もいて、少ない人数でもオフィスは稼働している、が、ず~っと灯りが付かないのが、役員フロアと秘書のブース。役員は、オンラインでMTGしているものの、そのMTGのセットアップも、会議主催の社員が行い、ZOOMのリンクを送って終わり。そうすると、本当に秘書の仕事は無い。出張も無ければ来客も無い、本当に仕事が無い。
というわけで、”日本では起きない”という見込みはちょっと外れかも。
医薬だけでない、ヘルスケアのお仕事、これから数十年は確実に発生します。