梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

ALL THAT SPA のギフトセット

冬の季節にピッタリのギフトセットを、東京・京都・広島の各店舗で販売中です。婦人画報に掲載していただいたセット！

これは昭島のスパ・ガラントリーで撮影したもの。

そしてこちらは、広島のスパ・ザ・ブルーで撮影したもの。

とっても好評！

トリートメントやご自宅用に購入なさった方が、”とても良かったから”とご家族やご友人へのギフトに購入してくださったり、ご自身へのご褒美に購入してくださったり。

今年はギフトカードも作ってみました。（スタッフの投票で決定）

本日からオンラインでの販売も開始しました。

https://allthatspastore.net/news/61b941269270a71a2a579ede

遠方の方へのご送付も可能です。

是非お役立てください！

今年の漢字

2021年末、　今年の漢字が発表されました。今年は「金」！

オリンピックの金メダルとか、諸々補助金を巡る「金」とか、いくつかの意味合いがあるとのことです。

コロナ収束が見えてきて、経済活動が活発になってくると、この「金」が動き出します。日本のホテルを中心に不動産売却の報道が続くように、買い手の動きが活発になってきました。そして、今や主役は、銀行ではなくファンドです。

私が関わっていた2000年代前半は、まだまだマイナーな存在で、ハゲタカと言われることもあり（実際そういうファンドもあります）、関わる人もごく少数でした。が、今や世界的に存在感を増し、投資銀行と肩を並べるようになってきています。実業会社が投資部門を持ち、ファンドを組成している例も多くなってきています。

世の中が必要としたから成長した分野なのでしょうが、私自身は、2回接点を持ったあと、自分にはあまり向かないな、と思って距離を置いています。もちろん、親しい方から頼まれればご相談は受けますし、ご紹介もしますが、仕事として関わることは無いでしょう。

どんな資金も、実業が付加価値を付けない限り、収益を上げることはありません。「金」が栄養となり、それを持つ人が正しく伴走してくれればよいですが、なかなかそう理想的にはいかないものです。ファンドの若いスタッフが、苦労して起業した経営者を追い詰める様子を、何度となく見てきました。20年近く経過しても、あまり状況は変わっていないように思います。ある意味これが本質なのでしょう。

自分で何かを模索し、積み上げていく方は美しく、時を重ねて人生後半は豊かになります。一方で、「金」を中心に価値観を持ち、まるで積み上げている人を道具のように扱う人の縁は細ります。

金メダルのような勝ち負けにも興味が無くなってきた昨今、自分なりのお宝を、探して掘って磨いて、七福神を誘って、笑顔で航海できる宝船を作りたいな、とふと思う年末です。

 

人生後半

ランチもディナーも、ようやく楽しめる雰囲気になった今日この頃、楽しいランチのラッシュです。

先日、ちょこっと年上の方お二人とランチしました。楽しさのあまり、ほぼ最後のお客。（お店の方々申し訳ありません）うちのスパにも来てくださり、ALL THAT SPAの商品も、ずっとご愛用くださっています。いつもフィードバックをくださるので、とっても励みになっています。

お二人は、とても気が合うようで、あちこち一緒に旅行なさっています。コロナの前は海外も。私も以前ご一緒したことがありますが、テキパキさっぱりしていて、とてもスムーズでした。

そんなお二人ですが、数年前まで、超多忙な中でお仕事なさっていました。エグゼクティブウーマンの部類に入ると思います。現役時代は、激務で体調を崩したり、組織の中で悩んだり、家族の介護でこれまた悩んだり、と難しい局面も多々あり、お仕事を続けるかどうか悩まれたこともあったのでは？と思います。

が、そんな荒波を乗り越え、ほぼ引退した今、とっても楽しそう！仕事を通じて知り合った方たちとのご縁（私もそうです）が続いていて、ちょっとした相談に乗ったり、一緒に趣味の時間を過ごしたり、これぞいい感じのご隠居だなーと見ていて嬉しくなります。

現役働き女子たちは、今、色んな悩みの中にいると思います。人間関係、家族のこと、自分の健康のこと。仕事を辞めれば楽になると思う瞬間もあると思います。でも、多分それは解決策になりません。リセットはリセットでしかなく、積み重ねたものを失うことは、人生後半にはとてもキツイことです。

人生後半になって、ようやく「私らしい」時間を持てるんだ、というのが私の考え。前半に「私らしく」とリセットばかりをしていると、毎回ゼロからのスタートになってしまい、肝心なときに自由が無くなってしまいます。

数年先の先輩たちが、私のチャレンジを応援してくださるように、私も数年後の後輩たちを応援したい。そして、年をとること、いずれペースを落とすことは怖くないよ、と伝えてあげたい。

そしてもう一つ。なぜか人生後半は、女性の方が楽しそうなんです。現役中は色々あれど、人生後半が楽しいのがいちばんかと。