新年あけましておめでとうございます。1月1日、SPA sunyaに寄って、お正月のディスプレイを撮影してきました。
コロナも落ち着き、日常が戻ってきたと思いきや、北陸地域での大地震に羽田での事故と、大変な年明けになってしまいました。北陸新幹線は早くも復旧しましたが、羽田の事故の影響で、お正月休みから戻ってこれない混乱はまだ当面続くでしょう。
東京でニュースを見ていると、能登の状況から早くも羽田にスイッチした印象があります。が、北陸エリアの知人や、縁のある方々からのSNSを見ると、今回の地震の被害はかなり深刻です。輪島の町はほぼ消滅した印象ですし、道路の断層や亀裂はすさまじく、寒く余震が続く中、生活再建にはかなりの時間を要すると思います。石川県だけではなく、富山や新潟でも、インフラへの影響がかなり残っているようです。
インフラの復旧には、資金が必要です。これから、国がどういう支援をするのか、具体的な策が動いていくのでしょう。速やかに進めて欲しいと思う一方で、じゃあこの予期せぬ資金は、どこから捻出するのかが問題になります。東日本大震災の際に、復興税として上乗せされた税金は、使い道を勝手に変えて徴収され続けています。多くの国民が乗り気でなかった東京オリンピックを、復興五輪として実施した後は、意味不明な大阪万博が待ち構えています。
すでに借金だらけで、貧乏国まっしぐらなのに、政治家にはまだ日本が80年代の勢いがあると見えているのでしょうか。
北陸の地震は予期せぬものでしたが、これから南海トラフ、首都圏直下、富士山噴火が待ち構えています。この3点セットが起きた時、日本が再建できるかどうかは、誰にもわかりません。でも、そういう国だからこそ、準備は必ず必要です。無駄遣いしている余裕はないはずなんですけどね。
少なくとも、意味不明な大阪万博は即刻中止して、費用を震災復興にまずは充てるべきなんじゃないかと思います。
大阪万博ほど意味不明なものはありません。かつては、東日本大震災以降、海外との交流が途絶えて、万博を開催することが、インバウンド誘致の切り札になると言われていました。が、すでに観光客はいっぱい来てます。オリンピックや万博はゼネコンのためにやる、と言われてきましたが、今回は工事を引き受けてくれないようなので、そこもなし。一体誰のためにやるの?
自助と共助しかなさそうなので、備蓄を再度見直さないと、と緊張感を持って注視する今日この頃です。