梶川貴子のつれづれスパ日記：ウェルネスアリーナ

市場めぐりの楽しみ

旅先では、まずはスーパーをめぐり、そして市場を探します。

日本では能登の朝市、函館の朝市にお出かけしました、なぜか魚介類の豊富なところが多いのですが、次は山の市場に行ってみたいと思っています。

パリはあちこち朝市やのみの市があります。ニース、フォンテンヌブロー、アビニオンと行く先々で楽しい市場を訪ねますが、やっぱりおいしい屋台があって、そこでお店の人にお奨めを聞きながら食べたものは忘れません。そういう意味ではフォンテンヌブローの朝市は美しくおいしかったです。

ハワイにもあります。オアフ島では、町からちょっと離れたエリアで、オーガニックなものが多数並ぶ市場に行きました。ここのジンジャーエールは絶品でした。生姜の風味が効いていて、”これがジンジャーエールの原型なのね”と感心しきりです。

マウイでもマーケットを探してみました。”スワップミートマーケット”なるものが人気、とガイドブックにあったので、レンタカーでお出かけ・・・するも・・ない！もうやめてしまったのか、曜日を間違ってしまったのか、とがっかりしていると、看板の下にひらひらと何やらぶら下がっています。車を降りてみると、”Moved to Community College"と書いてあるではありませんか？これってどこ？と地図を開こうと思ったら、そこに座っていたおじさんたちが、”あの角を左にまがって、すぐだよ！”と教えてくれました。親切！

早速向かうと、テントの海が見えてきました。かなり広い！多分、出店が増えて場所が足りなくなったのでしょう。以前開かれていた場所の数倍ありました。

幅広いジャンルの商品が揃っていましたが、服が多いかな？あとは木工品など。食べ物～と探していると、野菜を扱っているエリアを見つけました。トマトやマウイオニオン、巨大なブロッコリーまで豊富に揃います。コンドでないのが残念。

センスよくアレンジされたお花屋さん、色鮮やかかつ素敵な香りのソルト屋さんを見つけました。これぞリゾートのマーケット、という雰囲気。ソルトを3種類買って帰りました。ホテルの部屋中がいい香りになり、今は自宅のバスルームをハワイの香りでいっぱいにしてくれてます。

魚介もいいけど、日本にも欲しいな～こういうマーケット。

 

マウイのラベンダー

ハワイのマウイ島にラベンダーガーデンがあると聞き、行ってみました。あのハワイでラベンダー？とそのミスマッチなイメージに、はじめはピンと来なかったのですが、思えば、以前ハレアカラから夜明けを見るツアーに参加したとき、本当に寒かった！確かにあるかも・・。ちなみにハレアカラは標高約3000メートルぐらいだそうです。（ちなみに、富士山は約3700メートル）

ラベンダーガーデンがあるのはクラと呼ばれるエリア。カアナパリから少しずつ坂を上がり続け、気づけば涼しい高原のような気候。まるでヨーロッパに居るようです。予想した以上に大規模なガーデンで、ラベンダー以外にも、多くの種類の植物が植えられ、かつそのミックスは絶妙です。

庭を歩いていると、これまたミスマッチな仏像の数々。う～む、これはＺＥＮを表現しているのだろうか・・。休憩がてらカフェでお茶。ラベンダーティーをいただきました。

アヴィニオンのクリスマス

今日はクリスマス・イブ。街のあちこちがクリスマスデコレーションで華やかです。銀座、六本木とディスプレイを見に来る人も多く、渋滞になってしまうほどの賑わいです。

12月頭に出かけたフランスも、既にノエル一色でした。パリなど都会のイルミネーションも綺麗だったのですが、最後に出かけたアヴィニオンがメルヘンチックで素敵だったので、思わず写真を撮ってしまいました。

広場を中心に、マルシェが並んでおり、それぞれ個性的な品ぞろえです。映画に出てくるようなメリー・ゴーランドや、ピエロ、お姫様など、子供たちは大喜び。ディズニーランドの”本物があった！”という感じでした。

マルシェの中でも、私が特に気に入ったのが、子供用のルームシューズ。お土産用に（誰の？）買おう！と思っていたのですが、あちこち歩いているうちに道に迷ってしまい、戻ることができませんでした・・未だに残念です。

ところ変われば

10日ほどフランスに行ってきました。パリ、ボルドー、アビニオンと気になっていたところをせっせと訪問してきました。

フランスのスパ事情、化粧品の動向など、お仕事としての気になる点や発見はいろいろあったのですが、その前に思ったのが、景気も治安も悪くない・・・ということです。確かに、それほど治安の悪いところを回ったわけでもないのですが、３００ユーロ（36000円ぐらい）もしたレストランは満席、1泊600（72000円ぐらい）ユーロのホテルも大賑わい、ショパールでは、宝石付きの時計（多分300万円ぐらいはするでしょう）を山積みにして、”全部ねっ”とお買い物する毛皮のマダム、などなど、いまだ絶好調な雰囲気のパリです。

ホテルでＴＶを見ていても、それほど暗そうなネタはなく、ドラマやコメディ、家探し、インテリアの番組などが流れています。一方でどん底だったのがＣＮＮ。繰り返しビッグスリー救済の話、インドテロ、バンコクの空港閉鎖のニュースが流れ、とにかく暗く景気が悪い。唯一の英語チャンネルなので、仕方なく見ていたら、こちらまでどんよりしてしまいました。

ＴＧＶで地方に出かけると、もっとのんびり。ボルドーのスパホテルは冬のさなかの平日だというのにこれまた満室。スパの予約が当日取れず、オフだからスタッフが少ないのかと思いきや、大賑わい。（本当にいっぱいだったのね・・）アビニオンは、ノエルで夜も人がいっぱい、観光バスも訪れて（ドイツ人が多かったようです）ぞろぞろと街に人が溢れていて”ふだん通り”の風景のようでした。

アメリカと一定の距離を置いてきたフランス、その影響なのか、歴史とブランドの蓄積の強さなのか、かなり驚きました。普通の景気、というより、実は景気が”いい”のではないか、とさえ思ってしまったのです。景気が悪くなるとすぐに出現するギャングっぽい若者だのジプシーだのを今回は見かけず、一人で地下鉄で出かけても、信号待ちでもそれほど緊張することもなく・・と極めて快適な滞在でした。（観光ツアーじゃないとそれなりに色々あります）

う～ん、不思議。

パワースポット

オズマガジンの12月号で”パワースポットへの旅”を特集していました。伊勢、高千穂、宮島、出雲の4箇所が取り上げられています。このうち3箇所とは、長く深いご縁が。

高千穂は、私の故郷宮崎の神話のふるさと。高千穂峡を舟で通ると、上から降り注ぐ光が幻想的で、本当に今ここに神様が降りてきてお告げがあっても不思議ではない、と思わせえてくれるところです。秋の神楽の時期には、刈り入れが終わった田んぼに結界がはられ、神々の通り道を作っていきます。延岡から電車で近づいていくと、その風景から温かい力が伝わってくるような場所です。秋になると、高千穂中で夜神楽が行われます。

シーガイアのリニューアルの際、喜多郎さんの演奏とこの高千穂の夜神楽を奉納しましたが、開発していたときから、お客様にご披露するものはこれしか無い！と心に決めていました。当日土砂降りで、庭でやるのはどうか・・との話も出ましたが、私は晴らす自信があり（こういう時、晴れ女のパワーを発揮！）、ギリギリまで粘ったところ、その一瞬だけ雲が切れ、月が顔を覗かせました。う～ん、まさにパワースポットにパワーパフォーマンスだわ、とシーガイアの成功を確信したものです。高千穂パワーをシーガイアにお借りしたわけですね。

そして次のご縁は宮島。世界遺産にも認定されている広島の名所です。スパザブルーのある、グランドプリンス広島からは、なんと船で直接行けます。この時間がまたいいのです。大鳥居が見えてきて、島に降り立ち、鹿を眺めながら参道を歩いていきます。なんでこんな建物を海に作ったんだろう？ここも多くの演目が奉納されています。神様はにぎやかなのがお好きなんですね。

伊勢志摩とは最近のご縁。ここは・・・なんと言うか圧巻ですね。さすがは、日本の神様の総本山です。お伊勢参り、と言われるように、昔から一生に一度お参りしたい、と多くの庶民が思っていた場所、皇室のご本尊のあるところ。さすがの雰囲気＆貫禄です。で、厳粛な気持ちになった後、赤福でほっと一息。横丁でお食事＆お買い物で楽しいひと時を過ごしてお参りも更に充実するというものです。

残るは出雲です。来年の旅行の行き先はこれで決まりです。

さて、このオズマガジン、実は恵比寿の新しい施設も特集されています。スパコクーンが入っているオアシスラフィール、さらにこのオアシスラフィールが入っている恵比寿Ｑプラザ。都会でパワースポットを探すのはちと難しいですが、パワーチャージはぜひここのスパでオーガニックアロママッサージ＆ＤＡＲＡＤＡＲＡでのお昼寝で！

伊勢志摩の旅 その２

伊勢志摩といえば、伊勢えび！新鮮な海の幸をいただきました。ここは、海女さんＯＢに会える店（というか小屋）　まだ動いている伊勢海老とかほたてとかししゃもとか・・。炭火で焼いていただきます。

この炭火焼き、調味料は一切なし。海であがったままの素材を焼くだけ。でもこれが何とも言えず美味なんです！海のお塩が一番おいしいんだよ～との海女さんのお話を実感。じゅわじゅわ～とこんがり焼きあがっていく中、小屋中に磯の香りが広がります。

この恵まれた環境に住みついている、猫のラッキーちゃんです。お行儀良く待っていると、たっぷり身がついている干物なんかがもらえます。そのせいか、毛並みつやつやの美猫ちゃんでした。 やっぱり食べ物が体を作るのねーとしみじみ思いつつ、しばし遊んでもらいました。

伊勢志摩の旅

先日、伊勢志摩に行ってきました。この方面は、ずいぶん前にタラサ志摩に行って以来です。（鳥羽どまりでした）志摩半島に足を踏み入れつつ、伊勢神宮にお参りしなかった、という残念な旅でしたので、今回はしっかりお参りしてきました。

昔は、”一生に一度でいいからお伊勢参り”と言われた伊勢神宮。最近は、パワースポットとして益々人気があります。神話を大切にしている宮崎生まれの私にとって、気持ちの上でとても近しい場所です。

平日だったにも拘わらず、人・人・人、午後になるともう参道もいっぱいです。老若男女とはこのことか、というぐらい年齢の幅も広く、おまけに外国人の姿もちらほら。今や人気は国際的です。

好天に恵まれ、玉じゃりの道も気持ちよく歩けました。樹齢何百年もあろうかという木々の間を抜けていきます。本殿は撮影不可とのことで、ひとつ手前のお宮を撮影しました。

で、すっきりお参りをした後、近くの”おかげ横丁”を散策しました。ここは、城下町の雰囲気で作られた商店街。町並みが保たれ、しかもお店が一軒一軒こだわりをもっていて、どこも本当に美味しそう＆素敵！

撮影スポットもふんだんにありました。まねき猫のお店、コロッケのお店、赤福本店などなど。こだわりのコーヒー屋さん、ソフトクリーム、干物、和風小物のお店など、入ってみたくなるお店のオンパレード。どこも手ごろなお値段で、とてもいい質感でした。これならお参りしなくても、ぷらっと遊びに来たくなってしまいます。（もちろんお参りは更に楽しくなることでしょう）

伊勢っていいところだな～。

京都ｖｓパリ

久しぶりに京都に行ったので、京都とパリのことを書いてみたいと思います。

世界的な観光地として知られている、この２つの街ですが、不思議なほどに共通項が多いところです。

１．歴史の舞台になったところで、かつ多くの施設が良い状態で保全されている

２．街の真ん中に川が流れており、散策や道しるべなど存在感がある

３．食のレベルや工芸品のレベルが高く、何度訪れても尽きぬ楽しみがある

４．歩いて楽しく、一人でも安心して観光ができる

というあたりでしょうか。特に、一人旅も多い私にとって、４のポイントはかなり重要で、実は治安の悪いイタリアあたりとか、そもそも治安が悪くあと車での移動が前提になってしまう街が多い米国はあまり魅力を感じません。ちなみに、メルボルンやシドニーなどはかなりポイント高し！です。

パリは、何度か比較的長く滞在できる機会があって、その楽しみが広がりました。手ごろな価格のプチホテルを見つけて拠点にし、とにかく朝から歩く、歩く、歩くで、スニーカーは不可欠です。パリには、素晴らしい美術館が多くありますので、毎回行くのを楽しみにしています。ルーブルやオルセーが観光の定番ですが、オルセーにちょこっと行った後は、個人のアーティストを取り上げたこじんまりとした美術館に行くのが常です。

パリも京都もセーヌ川、鴨川の川沿いの散策そのものが楽しいのに加え、ここを目印に歩いていけば、大抵のところにはたどり着けるので、方向音痴の私にも、安心な街です。

パリで私が特に好きなのは、ロダン美術館とモネを扱っているマルモッタン美術館です。ロダンの方は、行ってはじめて、カミーユ・クローデルに描かれているロダンの生き方の背景を理解できる気がしましたし、彼が違法に住み続けたという屋敷（そのもが美術館になっています）は、何はともあれ、広く・手入れされ・快適です。マルモッタンの方は、富裕層のお屋敷街として知られる16区のそばにあり、地下鉄の駅からてくてく歩いていくときの町並みやお店のショーウィンドーも素敵です。ゆったりとして優しげな景色を抜けていくと、邸宅を改装した美術館が出現します。モネは多くのスイレンを描いています。高齢になってからの作品は、もう何が描いてあるのかわからないぐらいです。以前、この美術館が上野の美術館で移動展を開催したことがありました。味気ない会場、溢れる人で、雰囲気台無し。きっとこういう出会いしか無ければ、私はモネを好きになれなかっただろうな、と思うと、本当に場の設定は大事だと痛感させられました。

京都の散策は何と言ってもお寺さんです。お庭がとても素敵。季節による歳時、お坊さんの法話など、旅での短い滞在でも、このときばかりは、厳粛で心静かな時間を堪能できます。青蓮院のライトアップに遭遇できれば、本当にラッキー！という気分になれます。京都で感じるのは、人の歴史は苦しみとの折り合いをつけることではないか、ということです。神社仏閣での祈り、三十三間堂などでの仏像などを見るにつけ、古のひとたちが感じてきた救いの想いの深さを感じます。まずは単純に、朝の東山あたりは、とても澄み切っており、散歩するだけですっきりした気持ちになれるので、この”気”そのものに魅了されているのだと思います。

さて、食の深さ、豊かさもこの２つの街の魅力です。ここでも似てる！と勝手に思っているのが、美術館のカフェとお寺さんのお休み処です。歩いていると、すぐにお腹がすくので、ちょこちょこ休憩するのを楽しみにしています。パリの美術館ではどこもカフェが充実し、コーヒーとお菓子、といった本当のお茶休憩から、キッシュやランチプレートまでメニュー豊富。街中の騒がしいカフェよりずっと優雅に過ごせます。で、京都は抹茶とわらび餅、とかぜんざいなどなど。お庭を見つつほ～っと一息です。観光ビギナーの頃は、ランチやディナーに気合を入れすぎて、おいしそ～と思いつつお腹いっぱいで食することができなかったので、今は、その分も考えつつ、お食事プランを立てるようにしています。

滞在が長めのときは、軽めの食事を部屋で取ることも多く、そういうときは、デリやお惣菜が大活躍です。パリはデパートの地下も豊富ですが、サンジェルマン・デプレのあたりは、出来立てをその場でもテイクアウトでも食べられて、アジア系メニューも豊富にあるので、頼りになる場所のひとつです。（なので、お宿もこの近くに取ることが多いです）そして、京都は何と言っても錦市場ですね。

で、最後に感じるこの２つの街の共通項は、今後の課題です。ミシュランレストランと名料亭が軒を連ねる食の都で、ファッションメゾンや伝統ある呉服店が軒を連ねるところですが、大衆化の波にはどちらも手を焼いているようです。京都に溢れるコンビ二などはその最たるものですが、文化の中心を支えてきた、客層が変化することによって、大衆化、低価格化が確実に進行しているとも言われています。そんな話を聞くにつけ、街に変わらないでいてほしい、この美しき都の良きゲストでありたいものだ、と思ってしまうのです。

京都で朝ごはん

出張ついでに京都に寄りました。

今回のお宿は、高台寺の”坂の上”です。最近では、東山や祇園を中心に”片泊まりの宿”というのが出てきており、ここもその一つに挙げられます。”片泊まり”というのは、1泊朝食つきＯＫ、という意味です。これまでは温泉旅館のように、1泊2食でないと受け入れなかったところ、一見さんお断りだったところが、より柔軟に門戸を開いた、ということなのでしょう。

京都に泊まる際は、その滞在パターンによって、ホテルに泊まったり、旅館に泊まったりしていますが、とことこ歩いている際に、”白梅””田舎家””玉半などの暖簾を見る機会があり、いつかこういうところに泊まってみないな～と思っていたものです。部屋数が少ないので、予約を取るのはかなり難しいのですが、運よく取れれば本当に京都らしさを堪能できます。

東山・高台寺のエリアは、お寺もさることながら、町並み、お店など京都らしさを残しつつ、現代的な要素を加えてきています。道路一つ渡れば祇園で、そのエリアだけで時代劇が作れそうです。

その先の四条りに出て、鴨川を越えてしまうと、悲しいかな、普通の繁華街になってしまい、京都らしさは感じられません。朝早くから響くゲーセンの音、コンビニのカラフルな装飾など、見れば見るほどゲンナリします。今回祇園にローソンが出来ていましたが、ここの外装はかなりマッチしていました。他のコンビニも見習ってほしいです。

さて、そんな京都でいただく朝ごはん、特徴はなんと言っても、お豆腐と出し巻き卵です。京都の豆腐・・なんでこんなにおいしいんだろう・・。やっぱり水が違うのかなあ、なのでだし巻きのだしもおいしいのかなあ、などと思いつつ、ほっこり幸せな朝でした。

残念ながら雨の京都となった今回の滞在。ちょっと散策に出たものの、激しく横なぐりの雨。で、気分を変えて、錦市場に向います。朝9時にはほとんどの店があき、かつ、店に並んでいるお惣菜類は全てできたて！（京都の人って働き者なんだろうか？）あれも～これも～と買っているうちに、両手がいっぱいで持ちきれなくなってしまいました。

お惣菜（おばんざい）だし巻き卵、はも焼き、山椒しらす、漬物、京番茶・・と買ったものをせっせと袋に詰め替えて、帰路につきました。京都で朝ごはんですが、夜の食卓も京都づくしです。

週末宮崎に行ってきました

週末、宮崎に行ってきました。

ＡＮＡの７：２０分羽田発の便に乗ったのですが、ジャンボ機でほぼ満席！実はこの便、私の”通勤便”で、何度乗ったか数え切れないほどです。これに乗ると、９：３０始まりの会議に間に合うので、近所に住んでいたＣＦＯと一緒に、まだ暗い時刻に羽田に向ってていたことを思い出しました。その頃は一列6人掛けの小さな飛行機で（機体の名前がわからないのですが）、こじんまり（しかも飛行機まではバスで）していたにも拘わらず、空席が目立つという寂しい状況。キャンプも終わってすかすかかなあ、と思いつつ乗ったのですが、なんだかちょっと嬉しい気分で旅はスタートです。

朝早く着いてしまい、お店もまだ開いていないので、県の観光物産センターに寄りました。ここも馴染みの場所です。上のフロアには、観光リゾート課があるので、しょっ中顔を出してました。その頃はまたまた寂しい館で、がら～んとしているフロアを県の方と見ながら、”どうしたらお客さんが来るのか？”と悩んでいたものです。良いものはたくさんあるのですが、とにかく人が来ない・・。それがもう一変していました。まず、オープン前に並んでいる！実はその後で、この日”幻の焼酎”とされている亀井雫（漢字がちょっと違うかも）の販売日だったらしく、その理由もあったことがわかりましたが、それでも、県外からのお客さんもたくさん居ました。

東国原知事の顔・顔・顔！あらゆるところにシールがいっぱい。試食・試飲を奨めてくれるスタッフの方もおられ（前はなかった）、朝から活気が感じられました。お奨めランチマップなども用意されていて、手作り感あるもてなしが感じられました。頑張れ宮崎！

さて、次に向ったのが、宮崎観光ホテル。レストランも一新され、お土産品も豊富。ベーカリーもおいしそうでした。ここは産業再生機構がスポンサーになっているホテルです。シーガイアからの移籍組も多く、”コーヒーでも飲も～”と歩いていたら、書類を抱えた馴染みの顔にばったり会いました。カフェもベーカリーもいい感じに変わっていて、リゾート感いっぱいです。

で、11時を待って釜揚げうどんの”重乃井”に行きました。ここは巨人軍のご用達の店で、長島さんも来県される度に寄っておられるそうです。写真もたくさんありました。ごまたっぷりのつけ汁であつあつのうどんをいただいた後は、そのつけ汁をうどんのゆで汁に入れて飲み干します。（写真はお店）

更に街中に進み、次は”フルーツ大野”です。ここは飲み会のあとにはちきれそうなお腹をかかえて行く店であり、今はまっている漫画”ひまわり”に登場する（というか主役？）父のお気に入りの店でもあります。ここのフルーツは本当にレベルが高く、パフェはもう絶品です。あ～おいし～おいし～とペロリです。単品でも700円台とお手ごろですが、ランチだと、ピラフにパフェ（単品よりほんのちょっと小ぶり）がついて1000円しないという驚きの価格！つやつやの日向夏、美しいいちごなど、もううっとりの品揃えです。（左が日向夏パフェ、右が定番のフルーツパフェです）

その後、実家のある都城に向かい、夜に戻ってきて、夕食は”ぐんけい”に行きました。ここは、何故か縁が無く、宮崎滞在中行かなかった唯一の宮崎有名店だったので、予約が取れて本当にラッキーでした。やはりここの鳥は違う！！地鶏はもちろんですが、つくねハンバーグも絶品でした。

夜はシーガイアに泊まり、寝る前に温泉、朝に温泉と堪能し、いつもの豪華ビュッフェ朝食をパインテラスで食べて、帰京しました。宮崎に来ると、いつもどっしり体重が増えているのを感じます。もう美味しいものがたくさんあって、胃袋が一つでは足りません。今週は粗食でいきたいと思います・・。