週末に、ふと思い立って、蒸篭(せいろ)を取り出してみました。
我が家にしては、珍しくどっかりお肉を食べることになり、付け合せの野菜を何にしようかな~と思いつつの登場です。せいろで野菜を蒸す、というのはKUSHIアカデミーで教えてもらいました。マクロビオティックは100%そのまま取り入れるのは、ややしんどいところもありますが、部分的には参考になるところがたくさんあります。
野菜や、茹でる・炒める・蒸す・焼く、など様々な調理法がありますが、私が気に入っているのは、”水で炒める、ウォーターソテー”と呼ばれる調理法と蒸す方法です。どちらも油を使わず、それでいて、野菜の甘みをぐぐっと引き出すことができます。
野菜の調理は結構面倒で、できあいのパックを買ったり、冷凍食品を買ったりした時期もあったのですが、味が全然違うことと、慣れてしまえば、意外と簡単!ということに気づき、下ごしらえもあまり苦でなくなりました。
さて、私の蒸し野菜で登場するのは、写真の蒸篭とフライパンです。ティファールの大きめのものを使っています。まずはフライパンに水を入れ(八分目ぐらい)強火で沸騰させます。この間に、野菜をざくざく切って、蒸篭に乗せていきます。固めの野菜を大きく切る方が簡単です。
この固い野菜が柔らかくなる間に、やや柔らかめの野菜(ブロッコリーとか)を適当な大きさに切っていき、順次入れ替えていきます。大皿に盛り終わったらできあがり。
お奨めの野菜としては、じゃがいも・とうもろこし・人参などでしょうか。びっくりする程甘くなります。手ごろなところとしては、大根・たまねぎ・アスパラ・インゲン・ブロッコリーなどですが、要は何でもいいのです。やや固めで、時間がかかるからやだなあ、と思う野菜ほど活躍します。
味の強い主菜があれば、軽く塩をふるだけでもOKですが、今回は野菜のタレを作ってみました。にんにく・しょうが・ねぎを刻み、しょうゆとみりんで合わせてみたところ、これがなかなか美味!これも残り野菜でとってもおいしくできます。
我が家で活躍している蒸篭は、アマゾンのサイトで購入しました。あちこち探してみたのですが、クラシカルなタイプはあまり売っておらず、ガッカリ。ダメもとで検索してみたところ、ありました!しかもサイズ色々。早速注文したところ、翌日には到着。それ以来、すっかり我が家の食卓の顔になりました。