« 2013年4 月 | メイン | 2013年6 月 »
梅シロップ第一弾を仕込みました！なぜかここ数年、この時期が一番忙しく、”今年はあきらめよう”と思うのですが、店頭で梅を見ると、やっぱり買ってきてしまいます。梅と氷砂糖。作っては飲み、また作ることの繰り返し。そして今年も終わりだなあ、寂しいなあ、と思うと、本格的な夏が始まります。初夏→梅雨→夏と季節が変わる中、身体がだるくなりがちなのですが、この梅シロップを飲むと、身体がシャキッとして、じめじめした季節も快適に乗り切れます。（そしてもちろん美味しい！）
１０日後が楽しみです！
ガラスアートは素敵です。素敵だと思っていましたが、ガラスという製法がこれほどまでに素敵なものだ、と実感したのは、今回が初めてかもしれません。
オールザットスパオオサカでは、トリートメントルームにチャクラの色の考え方を取り入れていることをご紹介していますが、この”色”の表現を、富山ガラス工房所属の、若き才能あるアーティストの皆さんにお願いしています。エントランスのアート作品に加え、もっと身近に感じられるものを、とお願いしたのが、ペーパーウェイト。スパに来てくださる皆さんの日常で、パワーを与えてくれるといいな、と思ったためです。
現場も見ていただき、打ち合わせを重ねて届いた作品の素晴らしいこと！そのまま手にとってもため息ものでしたが、ラウンジに、ライティング機能のあるテーブルがあるのを思い出し、ちょっと置いてみました。すると・・・ガラスの中に表現された色の重なりが浮き上がってきます。それはまるでこのガラスの中に宇宙があるかのように。
見つめているとドキドキするほどです。ぜひこの感動を大阪で！
ウェルネス・アリーナのfacebookで、１点ずつご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
www.facebook.com/wellnessarena
ウェルネス・アリーナのスパ全店で使えるポイントカードを作りました。ポイントカード・・今更・・と思われるかもしれないのですが、超リピーターゲストや複数の店舗を行き来してくださるゲストが増えてきたため、思い切って作ることにしました。
複雑な仕組みは苦手なので、内容は至ってシンプル。来店ごとに１つスタンプを押し、５ポイントでオリジナル商品の中から一つプレゼント。１０ポイントで１万円のスパ利用券。オリジナル商品は１，０００円～５，０００円の幅があるし、１万円の利用券はかなりの大盤振る舞い。ある意味、本当に大雑把です。あまりのお得さに、スタッフからも驚きの声が！
でもいいんです。リゾートもしくはアーバンリゾートのような立地の店ばかりなのに、リピートしてくださることが本当に有難く、感謝の気持ちを表したいと思っていたので。
このカードを作ろうと思っていた矢先に、大阪の出店が決まりました。新しく１行加わります。今年いっぱいは、既存店のお客様がALL THAT SPA OSAKAにいらっしゃる際には、インターコンチネンタルホテル大阪の”すっごい”プール＆フィットネス＆お風呂を使っていただけることになりました。（もちろん、スパのご利用時に限りますが）
ゴールデンウィークから、ご案内を開始しました。新店のオープンを喜んでくださり、”大阪、絶対行くわ”と言ってくださる方、ポイント頑張ってためる！と受け取ってくださる方、など嬉しいお声の連続です。大阪で、新しいお客様にお目にかかれるのも楽しみですが、こうやって長年のお客様に支えていただいているんだなあと、改めて感じた今回のポイントカード導入です。
本日の日経ＭＪ（マーケティングジャーナル）に、インターコンチネンタルホテル大阪のレストランとスパの予約開始の件が紹介されました。６月５日の開業に向けて、５月９日より受付開始しています。嬉しいことに、受付開始すぐから、ご予約のお電話を頂戴しました。インターネットからも早速ご予約いただいています。（嬉しいです！）
この紙面に掲載されたのは、サービスデジデンスの広いお部屋のテラスです。ホテルの客室数は２１５ですが、それとは別に５７室の長期滞在用のお部屋があります。キッチン、ランドリーがついていて、一部の（広い）お部屋には、テラスもついています。グランフロント大阪内には、多くのレストランやデリがありますし、パン屋さんは７時から焼きたてのパンを並べています。スケジュールがパンパンのときは、何と言ってもホテルが便利ですが、少し余裕がある日程のときや旅行の際は、キッチン付きのお部屋だと何かと快適だと思います。
大阪を拠点に、京都へも神戸へも移動できて、買い物にも便利、食事のバリエーションもあり。そして充実したプール＆フィットネスの施設があり、スパのトリートメントがあり、とまさに至れりつくせりのこのホテル。お仕事で関わっているから言うのではなく、本当に良く考えられた施設だと思います。私もプライベートでお世話になると思いますし、友人たちにも自信をもって勧められます。
スパの予約は、忙しい方の利便性を考えて、インターネットの画面で完結できるようにしました。新幹線に飛び乗った後、座席でＰＣやスマートフォンを使って予約していただけます。www.icosaka.com
スパのトリートメントルームには、それぞれ名前がついています。軽井沢のスパザフォレストでは、地元の植物の名前、広島のスパザブルーでは、瀬戸内の島の名前から選びました。ホテルのスパプロジェクトのメンバーの方たちにお願いし、候補を挙げていただいた中、議論を重ねて決まりました。植物や島の名前といっても、五感やその格など様々な要素のバランスを取っていきますので、かなり時間がかかるプロセスです。
この名前をつけるプロセス、なぜか毎回プロジェクトが一番忙しいときにやってきます。（仕切りが悪いと言えばそれまでなのですが・・）設計をする際、施設全体のコンセプトや配管、電源の位置、各種許認可、部材選定、備品選定と進み、日々多くのことを決めていく必要があります。そして実際の施工が始まるタイミングには、面接やトレーニングの仕込みに入る必要があり、これもまたてんてこまい。大抵の場合、人が多く絡むことは予定通りには進みません。調整調整、また調整の日々。
という状況の中、ドアに紙が貼られます。”１・２・３・・”名前が決まっていないので、施工の段取りを組む際に、部屋を番号で呼ぶのです。そしていつも頭に浮かぶのは、”番号でもいいか”。そう、この頃には”考える”パワーがかなり落ちており、名前を考えるこの知恵を使う作業からの逃避思考が始まるのです。
今回の大阪でも、ある日、マネジャーから”梶川さん、ドアに１・２と張り紙があったのですが、まさかあれが部屋の名称じゃないですよね？”との質問。ギクギクッ！！”え～っとわかりやすいから、番号もいいんじゃない？””冗談じゃないですよ、ちゃんと名前くださいよ～”そっそうだよねえ・・頑張ります・・しくしく（今日はもう無理）。
そこから、一人ブレストに取り掛かり、あ～でもない、こ～でもないと唸る日々が始まります。今回の部屋は７つ。チャクラと日本の色を組み合わせた名前にすることにし、そこから名前を選びます。と、基本構想は決めたのですが、そこからがまたまた・・。それはなぜかと言うと、日本の色は本当に多いのです。微妙な色彩、そして名前の持つ意味の幅。例えば、赤だけで３０種類、オレンジと黄色の境目がはっきりしない、青は１００種類以上あり。。
名前から得るイメージはポジティブなものでありたいし、五感も綺麗で、漢字の意味にも関連が欲しい・・。と思うとまた一からやり直し。という作業を繰り返し、決まった名前は”くれない（赤）””やまぶき（オレンジ）””なのはな（黄）””あさぎ（ターコイズ）””るりいろ（青）””ときわ（緑・ピンク）””あやめ（紫・白）”の７つです。チャクラの色には、身体の部位を表す意味と、精神や感情を表す意味があります。たとえば、赤は生命力や情熱、オレンジや社会的評価や成功、緑は愛や調和を意味します。
今回、私が選んだ名前で、一番気に入っているのは、”ときわ”です。漢字では常盤、英語ではEvergreenと表記されます。とこしえの緑、という意味合いから、カップルルームの名前に選びました。チャクラとしては心臓・肺を表しますが、このチャクラが緑とピンクを表すというのも、人の愛情をイメージさせて、とても素敵です。
それにしても、改めて感じる日本の色の豊かさ。このことに気づいただけでも、”番号でいいか”に逃避しなくて良かったなあと思います。かくして、ようやく付いたお部屋のプレート。たったこれだけですが、長いなが～い思案のアウトプットです。職人さんたちが取り付けの作業をする間、横でじ～っと見つめてしまいました。
５月９日にインーターコンチネンタルホテル大阪のメディア内覧会がありました。客室、レストラン、宴会場、チャペルなどの初お披露目です。もちろんスパも。
スパの施設の準備もほぼ完了しました。最初に施設に入った日は、がら～んとしていた空間が、人の息吹が加わり、家具や装飾品が入ってくると、”動いている”という感じになってきます。これがホテル開業の醍醐味です。大変なことももちろんありますが、チームで作り上げていく充実感は何とも言えません。この日も、直前までホテル施設の方に作業していただき、ベッドセッティングは、スタッフで相談しながら進めていきました。
スパのサインもしっかり付き、お部屋のしつらえを整えて、ゲストを待ちます。前日までトレーニングで使用していた部屋も、しっかりおめかし。やわらかな和紙から広がる灯りが、何ともいえない優しい雰囲気を醸し出しています。セッティングした後、何度も見て回って、うっとり。
今年のゴールデンウィークは、晴天に恵まれてアウトドア日和です。今年も恒例（？）の奥多摩トレッキングに出かけました。トレッキングの本には”初心者向け、平坦で楽々”と書いてあっても、それなりにアップダウンがあり、脚にはこたえます。今回も、美しい緑の輝きに感動し、地元の温泉で（つるつる温泉！）で一息入れたものの、脚はガタガタ。既に帰り道からパンパンにはってます。
うむむ、この調子ではせっかくのお休みが台無し。というわけで、セルフケアを試みました。いつもは、肩こり時に愛用している、biossentielのrelieveを、太もも部分とふくらはぎにスリスリし、就寝。朝起きてみたら、すっかり良くなっていました。本当にすごい効き目、と改めてその良さを実感しました。
これで次回の新緑巡りも楽しみ！とばかりに、パタゴニアでウェアを新調しました・・。