バリに出現した巨大リゾート、ムリア。超高級と超巨大が両立するものなのか?と思いつつ行ってきました。
バリと言えば、アマンで一大ブームを起こした場所。最初のバリ旅行は、1ドル=80円の時代のアマンキラでした。夜中に空港に着き、そこから何時間も車に揺られて到着したのを覚えてます。ガイド付きのトレッキングも、ボート貸切のシュノーケリングも、とても新鮮な体験でした。
次は知人に勧められてフォーシーズンズのラサ・サヤン。スパヴィラでアーユルヴェーダを受けたり、ライステラスのツアーに行ったり、これもまたバリならではの新鮮な感じ。
今回のムリアは、これまでの滞在とかなり違ってました。まず、快適さがすごい!これまでのバリは、高級でハイタッチだけど、湿気とか虫なんかには目をつぶる必要があって、”野趣あふれる”がバリの良さだからなあ、と思っていたのですが、それは一切不要。ひとたびホテルに入ると、完璧な空調と近代的な設備が揃います。
あとは食事。これはもう圧巻でした。インドネシア料理、フレンチ、イタリアン、中華、和食となんでもござれ、で美味しい!ここまで規模が大きくて、食事の種類も多いと、どこか中途半端になりがちなのですが、ここはそれがまったくない。できるんだなあ・・こういうことって。
フィットネスセンターでは、最新鋭の設備が揃い、朝は7時からヨガやストレッチのクラスがあります。のんびりビーチで昼寝をする人もいれば、6時ぐらいからせっせとランニングマシンで走っている人も。もちろんレベルの高いスパも揃ってます。バリニーズがとっても上手でした。
そして何より素晴らしかったのが接客です。ある意味、インドネシアのローカルブランドであるこのホテルが、グローバル5つ星より優れたサービスを提供するのにビックリ。この規模、この施設、このサービスなら、世界中のゲストを集客できるんだろうなあ、と感じました。
バリは、開業ラッシュを迎えているらしく、このホテルのお隣にはセントレジスがあり、そして、間もなくリッツカールトンが再オープンするそうです。競争を経てレベルアップしていくバリ。久しぶりに行ってみたら目から鱗でした。